ワイキキからH-1 West、パリ・ハイウェイを通って、雄大なコウラウ山脈の麓にある森林に囲まれたロイヤルハワイアン・ゴルフクラブに行きます。ゴルフの好きな方はあらかじめ予約を取ってプレーされるといいでしょう。
続いてロイヤルハワイアン・ゴルフクラブの近くにあるウイスキーの蒸留所に行きます。ウイスキーのほかにTシャツ、キャップ、ショットグラス、ロックグラスなどのグッズの販売しています。日本では手に入りにくい品物もありますので、おみやげにするといいと思います。
ワイキキからそれほど遠くなく、パリ・ハイウェイから見えるコウラウ山脈はすばらしく、いつもと違うハワイを見ることができるので、ドライブするだけでも楽しいです。
ルートの総距離と時間:52.2km / 1時間15分
ロイヤルハワイアンゴルフクラブは、コオラウ山脈の麓にある5,522ヤード、パー72のハワイでは珍しい森林コースで、別名ジュラシックパークとも呼ばれています。
クリントン元大統領やオバマ元大統領がプレーしたことでも有名です。
アップダウンがすごく、絶妙なところに池やクリークが配置されているので、上級者向けのコースと言われています。
ゴルフ場の入口を過ぎ少し走ると、ゴルフコースと切り立った山肌のコオラウ山脈のコラボが見えます。写真撮影に絶好のポイントです。
クラブハウス内にはプロショップがあり、ゴルフ用品のほかにロゴの入ったウェア、小物などがあります。
上級者コースということで腕に自信のある方はぜひとも、そうでない方もプレイしてみてはいかがですか。池ポチャやロストしやすいコースですので、ボールをたくさん準備してのぞみましょう。
クラブハウスまでに行く途中、コースとコースの間を通るところがあります。道路とカート道が交差しているところでは必ず一旦停止してください。
駐車場はクラブハウスの手前右側にあります。
クラブハウスの中へは駐車場からの連絡路を通って行ってください。
日本ではあまり知られてはいないハワイでは珍しいウイスキーの蒸留所があります。
ウイスキーの蒸留所は寒い所にあるものと思いがちで、「えっ、常夏のハワイに?」と驚きましたが途中、緑豊かな高原のようなところを走りぬけるので、ここに蒸留所があっても不思議ではないと思ってしまいます。
住所の場所に着くとそこは倉庫街。本当にここにあるのかなと心配になりますが、小さな蒸留所はその一画にあります。
ここで作られるウイスキーは「OLD PALI ROAD」。パリ・ハイウェイができる前に通行していた旧道を銘柄にしたウイスキーは、2人の元アメリカ海軍中佐のイアン・ブルックス氏とエリック・ディル氏が生み出しました。
「海軍士官の前に紳士たれ」という言葉があるそうですが、案内していただいたエリック・ディル氏はとてもやさしく丁寧で、まさに元海軍士官の紳士です。壁には現役の時に使用していたと思われる立派なサーベルが飾ってあります。
有料のツアーがあります。ツアーの中でOLD PALI ROADの試飲がありますがクルマで行くとできません。ウイスキーのボトル1本、Tシャツ、テイスティンググラスがパックになったツアーもあるので、そちらに参加してホテルに戻ってからボトルを開封し、できればコウラウ山脈を見ながらいただき、残りは家に帰ってからコウラウ山脈を思い出しながらいただいてください。
ドライブルートにゴルフ場とウイスキーの蒸留所を一緒にしたのにはちょっとした訳があります。あまり知られていないゴルフ場とウイスキーの関係をゴルフツアーで有名なタチバナエンタープライズの方が教えてくれました。
諸説ありますが、その昔、スコットランドでは寒い冬の時期、ウイスキーを飲みカラダを暖めながらゴルフをしていたそうです。1ホール終わったらショットで一杯、また終わったら一杯と飲み、ちょうど18杯目でボトルが空になり、ここでゲーム終了。このことから1ラウンドが18ホールになったそうです。1ラウンドでウイスキーのボトル1本とは恐れ入りました。