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制動性能は2WD車と変わりない…
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4WD車は、特に発進・登坂性能は優れていますが、制動性能は2WD車と変わりありません。
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また、前輪と後輪がそれぞれ駆動するため、前輪と後輪の駆動状態に差が生じやすく、そのために、カーブや、複雑なわだち、凹凸のある路面では、横滑りやスピンを招きやすいという危険な特性があります。
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2WD車でも、車両後部が軽いFF車は、下り坂で不用意にブレーキを踏むと、後輪タイヤのグリップ力が失われて横滑りしやすく、また、車体を後部から押すようにして走るFR車は、後輪のタイヤが空転したとき、方向の安定性が失われて横滑りが発生しやすいという特性があります。
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2WD車と4WD車の制動距離
※車両1,800ccクラス車 ※制動初速度=40km/h ※環境庁大気保全局資料、1996年調査
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MT車はクラッチ操作時に要注意!
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MT車は数が少ないのに、スリップ事故の3割はMT車によるものです。クラッチ操作がタイヤのグリップ力に影響をもたらす結果と思われますが、制動時はまずブレーキだけを踏み、クラッチは止まる寸前に切りましょう。
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AT車でも、状況に応じてこまめに2速レンジやローレンジに切り替え、エンジンブレーキを有効に活用しましょう。
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車両形状が及ぼす影響にも注意!
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近年増えているワンボックス車(ミニバン)は、セダン等に比べて重心が高く、乗車定員も多いため、特に人を多く乗せているときは、制動距離が延びたり、カーブで強い遠心力が働いて横滑りやスピンを招きやすいので、スピードを控えめにして走行しましょう。
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スリップ事故の車の駆動方式別発生状況
※北海道・過去3シーズンの平均概数 ※( )内は死者
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特に凍結路面では、ABS(アンチロックブレーキ)が作動すると非ABS車より制動距離が延びることがあります。通常時の制動は、ABSが作動する寸前で踏みとどめるブレーキングが必要です。
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ABS有無別の制動距離
※車両1,800ccクラス車(FF) ※制動初速度=40km/h ※環境庁大気保全局資料、1996年調査
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