新潟・山里巡り(1)〜米どころ「南魚沼」と現代美術の里「十日町」へ〜

格子や板壁に塗られたベンガラや、赤褐色の石州瓦で、赤く統一された独特な景観を見せてくれる 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」――川端康成が書いた小説『雪国』のあまりにも有名な冒頭の一節である。実際、関東方面から新潟へ向かうには、車でも電車でも上越国境を貫く長大なトンネルを通過することになる。訪れたのは7月末だったため、車で関越トンネルを抜けても雪国ではなかったが、それでもあたりの景色や空気感が変わり、北陸地方に来たという実感が湧く。
湯沢ICで関越自動車道を降りて、最初に立ち寄ったのは越後湯沢温泉。高原リゾート「湯沢高原パノラマパーク」や川端康成が逗留して『雪国』を執筆した「雪国の宿 高半」などを訪れた。そこから三国街道(国道17号線)を北上し、塩沢では「三国街道塩沢宿 牧之通り」を散策。六日町からは三国街道を外れて、国道253号線を十日町へ。2000年から3年おきに開催されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台である十日町では、「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」や「まつだい『農舞台』」など現代美術関連のスポットを見てまわった。

ドライブルート

関越自動車道・湯沢IC−越後湯沢温泉−(国道17号線など)−塩沢−(国道17号線)−六日町−(国道253・117号線)−十日町−(国道253号線)−松代−(国道253・291号線など)−長森……【新潟・山里巡り(2)に続く】

行程 約100km

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湯沢高原ロープウェイ/湯沢高原パノラマパーク

越後湯沢の温泉街に入って、まず向かったのは「湯沢高原ロープウェイ」の乗り場。世界最大級という166人乗りのロープウェイに乗って、標高1,000メートルに広がる湯沢高原へと登って行った。
パノラマステーション(山頂駅)付近の「ユリ園」はちょうど見ごろで、斜面一面に色とりどりの花が咲き誇っていた。10分ほど歩いた「高山植物園アルプの里」では、その名の通り、エーデルワイスやレブンソウ、メアカンキンバイなどの高山植物が可憐な花を咲かせていた。ここは春から秋にかけて、自生種が約800種、世界の珍しい高山性の花が200種以上咲くそうで、まさに高山植物の宝庫だといえる。
一帯には、レストランやカフェなどの飲食施設、サマーボブスレーやマウンテンゴーカート、ジップラインなどのアクティビティも充実している。花々を愛でながらのんびり散策するのもよし。思いっきり遊ぶのもよし。いろいろな楽しみ方ができる。
/ロープウェイ往復料金 1,800円

  • ロープウェイで標高1,000メートルの高原エリアへ。眼下に見えるのは、越後湯沢の町並み

    ロープウェイで標高1,000メートルの高原エリアへ。眼下に見えるのは、越後湯沢の町並み

  • 最大で166人乗れるロープウェイの内部。たしかにかなり広々している

    最大で166人乗れるロープウェイの内部。
    たしかにかなり広々している

  • ユリの花が一面に咲き誇るユリ園。坂道の下、右側に見えるのが、パノラマステーション(山頂駅)

    ユリの花が一面に咲き誇るユリ園。坂道の下、
    右側に見えるのが、パノラマステーション(山頂駅)

  • サマーボブスレー。1回700円

    サマーボブスレー。1回700円

  • パノラマステーション(山頂駅)のそばには大展望の足湯もある

    パノラマステーション(山頂駅)のそばには大展望の足湯もある

雪国の宿 高半

せっかく越後湯沢に来たのだから日帰り入浴で温泉を楽しもうと、温泉街の北の高台にある「雪国の宿 高半」へと向かった。
この宿は、川端康成が昭和9年(1934)から同12年(1937)にかけて逗留し、小説『雪国』を執筆した旅館として有名で、建物自体は当時のものではないが、川端が泊まった「かすみの間」はそのまま移築・保存されて今も残っている。
館内の作品展示室には、川端の著作や直筆の色紙をはじめ、高半ゆかりの作家の作品などが並べられていた。昭和初期のころの写真も展示されており、その中には『雪国』のヒロイン駒子のモデルとなった芸者・松栄の姿もあった。

  • 川端康成ゆかりの宿だけあって、図書コーナーは充実

    川端康成ゆかりの宿だけあって、図書コーナーは充実

  • 作品展示室に所狭しと並ぶ、川端康成や『雪国』に関する本や資料

    作品展示室に所狭しと並ぶ、川端康成や『雪国』に関する本や資料

  • 『雪国』のヒロイン駒子のモデルとなった芸者・松栄の写真

    『雪国』のヒロイン駒子のモデルとなった芸者・松栄の写真

  • 川端滞在時の部屋をそのまま保存している「かすみの間」

    川端滞在時の部屋をそのまま保存している「かすみの間」

湯沢の温泉を楽しむには、旅館やホテルの日帰り入浴のほか、「駒子の湯」「山の湯」「岩の湯」など5つの外湯(共同浴場)もおすすめ。複数の外湯に入る場合は、すべての外湯を1,500円(通常だと2,700円)でまわれる「外湯めぐり券」もあるので、利用するといいだろう。
/高半日帰り入浴料 1,000円、かすみの間見学(入館料)500円、「駒子の湯」「山の湯」入浴料 各500円

  • 館内に『雪国』展示コーナーもある「駒子の湯」

    館内に『雪国』展示コーナーもある「駒子の湯」

  • 古くから湯治場として親しまれ、川端康成も浸かったという「山の湯」

    古くから湯治場として親しまれ、川端康成も浸かったという「山の湯」

三国街道塩沢宿 牧之通り

中山道の高崎宿から分かれ、北陸街道の寺泊宿へと至る三国街道は、関東と越後を結ぶ主要な交通路として、江戸時代には参勤交代などに利用されてきた。塩沢はその宿場町として栄えた歴史があり、旧三国街道沿いの「三国街道塩沢宿 牧之通り」は建物の軒先に雁木(雪よけの屋根)が連なる、当時の町並みを再現した風情ある通りだ。
通りの名の「牧之(ぼくし)」とは、塩沢出身の商人・文人である鈴木牧之に由来する。江戸時代に彼が著した『北越雪譜』は、雪国の自然や暮らしを伝える書物として、江戸でベストセラーとなった。通りから西へ少し入ったところには「鈴木牧之記念館」があり、『北越雪譜』の初版本や、牧之や雪国に関する資料を見ることもできる。
通り沿いには、みやげもの屋や飲食店、老舗酒蔵のほか、郵便局や信用組合、薬局、洋服店、書店、美容室など日々の暮らしのための店も多いが、そうした建物もすべて外観が白壁や雁木造りに統一されているのを見ると、地域が一体となって町づくりを行ってきたことがうかがえる。

  • 通りの入口には、大きな看板が立つ

    通りの入口には、大きな看板が立つ

  • 建物の軒先には雁木が連なる。雪国ならではの景観

    建物の軒先には雁木が連なる。雪国ならではの景観

  • 通りにあったカマキリの飾り。柱には積雪量が示され、もっとも多かった昭和58年(1983)には3.7メートルも積もったそう

    通りにあったカマキリの飾り。柱には積雪量が
    示され、もっとも多かった昭和58年(1983)
    には3.7メートルも積もったそう

  • 観光駐車場のすぐそばにある「鈴木牧之記念館」

    観光駐車場のすぐそばにある「鈴木牧之記念館」

ちょうど昼どきだったため、「NPO法人 南魚沼もてなしの郷」が運営する飲食店「魚沼さんちのおすそわけ」へ。ご飯はもちろん南魚沼産のコシヒカリ。同じ建物内の「お米の楽校」では、お米に関する資料を展示するほか、当日精米されたばかりのお米を販売していた。

  • 白ごはん膳1,200円。ごはんが主役になるべく、おかずはあえてシンプルに

    白ごはん膳1,200円。ごはんが主役になるべく、
    おかずはあえてシンプルに

  • お米に関する資料を展示する「お米の楽校」は、「魚沼さんちのおすそわけ」と同じ建物内にある

    お米に関する資料を展示する「お米の楽校」は、
    「魚沼さんちのおすそわけ」と同じ建物内にある

越後妻有里山現代美術館[キナーレ]

国道253号線は、南魚沼市と十日町市を結ぶ山越えの道路。その道を西へとひた走り、十日町の市街地に入ってからは、両側にアーケードの商店街が続く国道117号線を北へ。本町6丁目交差点で左折すると、すぐにコンクリート打放しの巨大な建物が見えてくる。そこが「越後妻有里山現代美術館[キナーレ]」だった。
越後妻有地域(十日町市と津南町)は、2000年からはじまった「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(3年に1度開催される国際芸術祭。次回は2018年)をきっかけに、「大地の芸術祭の里」と呼ばれるようになり、現在約160点のアート作品が地域内のさまざまなところに展示されている。
[キナーレ]は、十日町エリアの拠点となる美術館で、建物の設計は「京都駅ビル」などを手がけた日本を代表する建築家・原広司。外の入口から中へと入ると、吹き抜けの中央部には巨大な池が配されて、そのまわりをぐるりと回廊が取り囲む構造になっている。その洗練された空間に身をおいていると、ここが新潟の山里であることを忘れてしまいそうになる。

  • 建物の中央部には大きな池が。夏の企画展「水あそび博覧会」のための作品が展示されていた

    建物の中央部には大きな池が。夏の企画展「水あそび博覧会」のための
    作品が展示されていた

  • 炭化した黒い彫刻群は、山本浩二の「フロギストン」。下の台座は、オリジナルの樹木

    炭化した黒い彫刻群は、山本浩二の
    「フロギストン」。下の台座は、オリジナルの樹木

館内では、世界的に活躍するアーティストの作品を常設展示している。雪国でよく見かける「かまぼこ倉庫」や民家の屋根裏などに眠っていた道具類を使った作品、周辺の山の木々を使った彫刻など、地域の自然や暮らしをモチーフにしたアートはどれもユニークで面白い。
ミュージアムショップでは、お酒やお米、繊維などの越後妻有の特産品を、全国の若手クリエーターがリデザインした商品を販売。飲食スペース「越後しなのがわバル」も併設し、地の素材を活かした滋味あふれるおいしい食事をアートな空間でいただくことができる。
/入館料 800円

  • 新潟県内の合併前の旧市町村の土を集めた、栗田宏一の「ソイル・ライブラリー/新潟」。その数は576種類ある

    新潟県内の合併前の旧市町村の土を集めた、栗田宏一の
    「ソイル・ライブラリー/新潟」。その数は576種類ある

  • 赤白青の螺旋模様が回転するトンネルを通り抜ける、カールステン・ヘラーの「Rolling Cylinder, 2012」

    赤白青の螺旋模様が回転するトンネルを通り抜ける、
    カールステン・ヘラーの「Rolling Cylinder, 2012」

  • 手前は「FMとおかまち」のブースと観覧席。奥の黒いスペースは「越後しなのがわバル」

    手前は「FMとおかまち」のブースと観覧席。
    奥の黒いスペースは「越後しなのがわバル」

  • 建物内には日帰り入浴施設「明石の湯」も併設。入浴料は600円

    建物内には日帰り入浴施設「明石の湯」も併設。入浴料は600円

まつだい「農舞台」

まつだい「農舞台」の外観。この建物自体がアート作品

まつだい「農舞台」の外観。この建物自体がアート作品

国道253号線をさらに西へと走ると、20分ほどで周囲を山々に囲まれた松代の町へと着く。このエリアの拠点となっているのが、渋海川のそばに建つ「まつだい『農舞台』」である。
「都市と農村の交換」というテーマのもと、地域の資源を発掘し発信する総合文化施設であり、ギャラリーやレストラン、ショップなどが入っている。四つ足の生き物のようなユニークなかたちの建物は、オランダの建築家グループMVRDVが設計。館内の各部屋それ自体も複数の作家がデザインしたアート作品になっており、どの部屋も個性が際立っている。対岸の棚田の風景と融合したイリヤ&エミリア・カバコフの作品「棚田」を一望にできる展望台もある。

  • 対岸の棚田の風景と融合した、イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」

    対岸の棚田の風景と融合した、イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」

  • 教室全体が黒板でつくられた、河口龍夫「関係−黒板の教室」

    教室全体が黒板でつくられた、河口龍夫「関係−黒板の教室」

  • 通路に約1,500本のカラーバーが並ぶ、ジョセップ・マリア・マルティン「まつだい住民博物館」。バーの文字は旧松代町の各家庭の屋号

    通路に約1,500本のカラーバーが並ぶ、ジョセップ・マリア・マルティン
    「まつだい住民博物館」。バーの文字は旧松代町の各家庭の屋号

  • まつだい「農舞台」内の「越後まつだい里山食堂」。水色の空間は、ジャン=リュック・ヴィルムートの作品「カフェ・ルフレ」

    まつだい「農舞台」内の「越後まつだい里山食堂」。水色の空間は、
    ジャン=リュック・ヴィルムートの作品「カフェ・ルフレ」

  • 旬の妻有野菜がいっぱいの日替わりランチ「里山ごはん」。1,000円

    旬の妻有野菜がいっぱいの日替わりランチ「里山ごはん」。1,000円

同じ市内の池尻から解体・移築してきた、入母屋ケヤキ造りの豪壮な建物

同じ市内の池尻から解体・移築してきた、入母屋ケヤキ造りの豪壮な建物

隣接する「まつだい郷土資料館」は、150年弱の歴史がある豪壮な入母屋ケヤキ造りの建物をそのまま活かしたミュージアムで、館内にはさまざまな生活用具や農工具、地域の歴史や暮らしを伝える資料を展示している。
また、周辺に広がる里山には約35のアート作品が点在しており、里山の自然と現代アートを同時に楽しむことができるエリアとなっている。

/まつだい「農舞台」・まつだい郷土資料館、
共通入館料 600円

  • 玄関を入ってすぐの囲炉裏の間

    玄関を入ってすぐの囲炉裏の間

  • パスカル・マルティン・タイユー「リバース・シティー」

    パスカル・マルティン・タイユー「リバース・シティー」

  • メナシェ・カディシュマン「木」

    メナシェ・カディシュマン「木」

  • イリヤ&エミリア・カバコフ「人生のアーチ」

    イリヤ&エミリア・カバコフ「人生のアーチ」

蒲生(かもう)の棚田

山々が連なる松代エリアには、山の斜面に階段状に田んぼが作られた棚田が点在している。そんな里山の原風景ともいえる景観を求めて、松代の町から車で5分ほど、国道253号線から少し山のなかに入ったところにある「蒲生の棚田」へと向かった。
蒲生の棚田がある一帯は朝霧が発生しやすく、杉林から射し込む朝日と霧によって幻想的な風景が作りだされることで知られている。訪れたのは日中だったため、霧に包まれた情景を眺めることはできなかったが、田んぼが青々と輝く夏らしい絶景を堪能することができた。

  • こんな山あいの斜面によくぞ田んぼを作ったものだと感心してしまう

    こんな山あいの斜面によくぞ田んぼを作ったものだと感心してしまう

魚沼の里

青々とした田んぼの向こうに見える「魚沼の里」。黒い外壁の大きな建物が、八海山の酒蔵

青々とした田んぼの向こうに見える「魚沼の里」。
黒い外壁の大きな建物が、八海山の酒蔵

十日町から南魚沼へと戻り、目指したのは八海山の麓。里山ののどかな田園風景の中に広がる「魚沼の里」だ。
敷地内のほぼ真ん中に建つ大きな建物は、全国的に有名な魚沼の地酒・八海山の酒蔵(見学不可)。その周囲には、八海山製品のほぼすべてのラインナップを揃える「つつみや八蔵」や、移築した雪国の旧家で美味しいそばをいただける「そば屋 長森」、八海山の仕込み水を使ったパンを販売する「さとやベーカリー」、一般の人も入れる八海山醸造の社員食堂「みんなの社員食堂」など、個性的な店舗が並んでいる。

  • 敷地内には飲食店や売店が点在している

    敷地内には飲食店や売店が点在している

  • 八海山ブランドのほぼすべてのお酒を販売している

    八海山ブランドのほぼすべてのお酒を販売している

  • 八海山の酒粕入りバームクーヘンも人気の商品

    八海山の酒粕入りバームクーヘンも人気の商品

  • 八海山醸造の社員食堂では、観光客も食事をすることができる

    八海山醸造の社員食堂では、観光客も食事をすることができる

「八海山雪室」の建物の外観

「八海山雪室」の建物の外観

敷地の最も奥まったところにある「八海山雪室」は、日本酒を熟成させるための雪中貯蔵庫で、約1,000トンの雪を収容している。年間を通じておよそ4℃前後に保たれている貯蔵庫の内部は、定員制のツアーに参加すれば、見学することも可能。
また同じ建物内には、米・麹・発酵をコンセプトにした売店「雪室 千年こうじや」や、麹ドリンクなどが楽しめるカフェ「ユキムロカフェ」、キッチン雑貨店「okatte」なども併設している。

  • 「八海山雪室」の内部。1階はカフェスペース、2階はキッチン雑貨を販売。奥には食品や調味料、お酒を販売するスペースもある

    「八海山雪室」の内部。1階はカフェスペース、2階はキッチン雑貨を販売。
    奥には食品や調味料、お酒を販売するスペースもある

  • 樫樽焼酎やメモリアル焼酎が並ぶ焼酎貯蔵庫。メモリアル焼酎は、最長5年間貯蔵し、記念日など指定の年月に届けてくれる

    樫樽焼酎やメモリアル焼酎が並ぶ焼酎貯蔵庫。
    メモリアル焼酎は、最長5年間貯蔵し、
    記念日など指定の年月に届けてくれる

ニッポンレンタカーの車種・料金

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新潟県内のニッポンレンタカー営業所

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にいがた観光ナビ
新潟県の公式観光情報サイト。観光スポットや「はやわかり新潟」、季節の特集やモデルコースも紹介。
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記事・写真:谷山宏典 取材:2017年7月

  • ※ドライブコースの情報はそれぞれの記事の取材時点のものです。