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夏だ!! 北海道へ行こう2
〜網走から知床半島への旅〜




女満別空港より網走へは国道39号線を約15km北上。
網走はオホーツク海に面して細長く開けた町で、西には能取湖、サロマ湖、東には涛沸湖や小清水原生花園、そして南の屈斜路湖や摩周湖への観光の拠点でもある。

その網走市を一望することができるのは、市内の南西4kmにある天都山である。山頂にある展望台からは足元に広がる市内はもとより、オホーツクの大海原と遠くに知床の山々や大雪山が見渡せる。どこも北海道を代表する景勝地ばかりだ。ゆっくりと大パノラマの展望を楽しんで、さぁ、大いなるフィールドへ向けて走ろう。




女満別空港−網走市−涛沸湖−小清水原生花園−斜里町−標津町−野付半島−羅臼−知床峠−知床五湖−ウトロ−斜里−網走
全行程 約410km、2泊3日




<ルート付近のリンクポイントの地名をクリックしてみてください>



[網走]

●オホーツク流氷館

天都山展望台(写真)にあるオホーツク流氷館は、流氷原に生きる動物などが展示されていて手で触れることもできる。
また、本物の流氷に触れることができるのもここの魅力で、流氷鳴りを聴くコーナーもある。
最も人気があるのは流氷の世界マイナス15度を体験できるコーナーだ。
/入場料 520円、TEL 0152-43-5951

●北海道立北方民族博物館

北方民族の住居をイメージした円形のテント型の建物。
天都山より網走に下る道沿いにある。
とくに、北極を中心として円形状に繋がっている、北欧のラップ人やアラスカの先住民族と北海道のアイヌの人々の関係やその生活様式、歴史などを知る上で、ぜひとも寄ってみたい。
/網走市役所商工観光課 TEL 0152-44-6111

●網走監獄博物館と網走刑務所

明治時代から1984年まで実際に使われていた網走刑務所を天都山麓に移し、博物館として一般に公開している。
建物はレンガ造りの他、木造平屋五棟が放射状に並んでいる。重刑者が多かった受刑者の獄中生活や当時の裁判所の法廷もある。
一方、近くにある現在の刑務所(写真)は近代的な建物だ。

●涛沸湖と小清水原生花園

国道244号線、JR釧網線が平行して走る沿道をオホーツク海を仕切るように東西に細長い周囲30kmの湖。
この湖とオホーツク海に挟まれた砂州は、6月〜8月いっぱいにかけて一面花で覆われる。この花園の中を走る国道は道東エリアを代表するドライブコースの一つとして人気が高い。
クロユリ、センダイハギ、エゾスカシユリなど数十種類もの花の開花時期があるので役場や観光協会に問い合わせるとよい。
/小清水役場 TEL 0152-62-2311

●野付半島 と標津サーモン科学館

斜里町から国道244号線を約50km行くと根室海峡に出会う。
右折して7kmほどで標津町を抜けると、野付半島の分岐点だ。
国道244号線沿いの尾岱沼(おだいとう)からはアザラシの群生地をはじめ白鳥や多くの野鳥を観察できる野付湾越しにエビの背のように湾曲した半島が見える。
地盤沈下と海水による侵食、潮風によって枯れたトドマツが不思議な光景をみせるトドワラ(写真)のほか、センダイハギやハマナスなどの原生花園が各所にある幻想的な風景は見逃せない自然美の名所だ。
分岐点から約15km、トドワラへの駐車場で車は行き止まり。トドワラへは徒歩あるいは観光馬車で自然探勝路を行く。または、尾岱沼港から観光船も出ている。
春から夏にかけては、尾岱沼の風物詩、北海シマエビ漁の白い三角帆の打瀬船を見ることができる。

標津町にあるサーモン科学館は標津町を代表する観光施設。
全長78kmの標津川は、大型の鮭が遡上する河川として知られている。
その川のほとりにあり、鮭のすべてを教えてくれるのがこの科学館だ。
鮭の誕生から再び生まれ故郷の川まで帰ってくる過程から、標津川及び北の河川に生むオショロコマ、アメマス、天然記念物のイトウとサケ科のが魚や淡水魚が観察できる。地上30mの展望台からは知床や根室海峡に浮かぶ国後島も見渡せる。
隣接するサーモンハウスには自慢の鮭料理があり、珍しいところでは「鮭親子そば」で鮭の天ぷらといくらが沢山入ったつゆそばがある。一杯800円。
/科学館入館料 610円、TEL 0153-82-1141

[知床半島]

●羅臼町から知床峠

知床半島の東岸のほぼ中央に羅臼、西岸の中間にはウトロの港町が開ける。
これを結ぶ国道334号線が知床横断道路だ。
この間、約30km。樹海を縫って走る上りのヘアーピンカーブが続く。
夏はは緑、秋は紅葉の山間を抜けると、知床峠のパーキングエリアに着く。
季節はまだ冬の名残りの残雪の多い時期、その上濃霧に閉ざされた峠は視界ゼロの乳白色の世界だった。
もしかしたらの期待を込めて待つこと15分、霧が動いた。さらに10分、さあっと動いた霧のなかから、残雪の羅臼岳(標高1,660m)が雄大なその姿を現した。まさに感動である。
全容を見せる好天の羅臼岳も凄い迫力に違いないだろう。だがこうして見る霧間の羅臼岳はそれは幻想的だ。峠の東と西では気象条件はがらりと変わる。峠を越えて下り始めると青空が一杯に広がっていた。

●知床五湖への道

知床国立公園の中でもっとも人気のあるスポット。ウトロから15km。峠との分岐点から約10km。
羅臼や硫黄岳の山々を観ながらの快適な舗装道路。少しスピードを落して原生林に目を凝らしてみよう。エゾシカやキタキツネに出会えるかもしれない。
取材者も何頭かのエゾシカを間近に見ることができた。幸運にも知床の山の連なりをバックに、シカたちがまるでポーズをとっているような絵になる風景を見せてくれた。走り過ぎてしまうのが惜しいような道だが、残念なことに車を止めてゆっくりながめるスペースはない。

●岩尾別温泉

知床五湖へ向かう道を途中右折、岩尾別川に沿って3kmほど下ると、一軒宿の「ホテル地の涯」がある。ここが行き止まりだ。
この宿には露天風呂が3つ。原生林に囲まれたまさに秘湯である。
もう一つの秘湯の「カムイワッカの滝」は五湖より先、噴煙を上げる硫黄山(標高1,568m)に向かって徒歩約20分。地表に湧き出した温泉が滝壷へと注ぐ。大自然の中の天然温泉として楽しめる。

●知床五湖

エゾマツやトドマツなどの針葉樹に覆われた国内最後の秘境といわれる知床の大自然の中でも最も美しいところ。
火山から生まれた五つの湖は第一湖から第五湖まで連なるように並んでいる。これらの湖を一つ一つ巡る散策路があり、所要時間約1時間。
これらの湖の周辺には湿原もあり、水芭蕉やヒオウギアヤメが濃い緑の原生林に彩りを添える。油を流したような静かな湖面はわずかな風にもさざなみを立て、逆さに映した緑の山や白い雲が揺れる。限りなく清澄で静寂な大自然がここにある。

●斜里町立知床博物館

知床の観光拠点はウトロだが、斜里町はその玄関口。網走への帰路、立ち寄ってみた。
斜里町は銀行や商店の建ち並ぶ町で、北のはずれを旅して戻ると、ちょっとした都会にきたような気がしてまた楽しいものだ。
その一角の町役場の近くに博物館がある。知床半島の生い立ちや、開拓当時の様子、そして自然や動物たちの種類や生息地などを多数の展示品とともに紹介している。
また、敷地内には知床周辺の動植物を集めた「野外観察園」があり、傷ついた野生動物を保護する施設もある。近くでは見ることのできないオオジロワシなどの猛きん類などもみられる。傷が癒えれば野生に戻されるという。
/入館料 300円、TEL 01522-3-1256



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網走市
網走の自然、観光、産業、歴史などを紹介。オホーツクの流氷や花ごよみも見られる。
斜里町商工観光課
イベント情報、観光ポイント、知床八景、宿泊施設情報、道路情報などを提供。
北北西の風
知床を楽しむためのモデルプランが用意されている。装備の説明もあり参考になる。

取材:2000年5月