ニッポンレンタカーHOME > 旅のお役立ちガイド > ドライブガイド > 瀬戸内しまなみ海道・後編

瀬戸内しまなみ海道・後編
(西瀬戸自動車道)



コース

高松空港−(松山自動車道)−松山−道後温泉(泊)−今治市−(しまなみ海道で)大島−伯方島−大三島−生口島−因島−尾道(泊)−(中国自動車道)−倉敷市−(瀬戸中央自動車道・瀬戸大橋)−琴平町(金刀比羅宮)−高松空港
全行程 約650km 2泊3日


<ルート付近のリンクポイントの地名をクリックしてみてください>



●生口橋(いくちばし)

生口島−因島間を結ぶファン形斜張橋で、平成3年(1991)に完成。中央を支える支柱は490mと世界でも有数の規模を誇る。
多々羅橋を小型にしたように見える橋だが、白いケーブルはハープのように優しく、また、飛び立つ白鷺に似て優雅だ。橋を見るスポットは、因島公園から。

●因島大橋

美しい曲線を描いて因島−向島間に架る大橋。開通は昭和58年(1983)。
「しまなみ海道」では唯一の2段構造で、上部は自動車専用道路、下部は自転車と歩行者専用となっている。架橋付近は国立公園第二種特別地域に指定されているほど、自然環境の守られた風光明媚なところだ。
また、因島には 村上水軍 ゆかりの場所や物品も多い。村上水軍に興味のある人は、橋を渡る前、因島北ICで降りるとよい。「村上水軍城」や一族をまつる「金蓮寺」へ立ち寄るのもよい。
村上水軍城は室町から戦国時代にかけて勇壮な海にロマンをかけた因島水軍の城。城自体は昭和58年に再現されたものだが、武具や遺品、古文署などがある。入場料310円。
/TEL 08452-4-0936

●尾道大橋・新尾道大橋

四国側から来た「しまなみ海道」の最後は尾道大橋。昭和43年(1968)に開通した尾道大橋と平行して走る新尾道大橋は、全国的にも珍しい兄弟橋だ。
新尾道大橋は「しまなみ海道」全通に合わせて5月1日に同時開通したが、こちらには歩行者道がなく自動車専用だ。
橋を渡り終えるとすでに午後6時。尾道での第一歩は宿探しになった。今晩の宿はホテルと決め、国道2号線を町の中心へ向かって走るとすぐに見つかった。
都会での宿はビジネスホテルに限る。食事は町へ出て探す。ホテルで尋ねるのもよいし、ガイドブックを広げるのもよいが、旅の楽しみの一つは自分の経験とカンに期待しながら町をぶらつくこと。
瀬戸内だから、新鮮な魚介類を美味しく食べさせる店でなければならない。お酒も少し呑みたいとなるとなると小料理店だ。市役所界隈を中心に行ったり来たりして、 「鮨と魚料理の店」 を見つけた。

●尾道

北前船寄港で栄えた尾道は戦災にも遭わず、かつては全国屈指といわれた貿易港としての面影を今に残す。
東西に細長い町の地形から「山の尾の道」と呼ばれたのがこの地名の由来だ。海までせり出した山、その山の斜面にへばりつくように古寺や民家が並ぶ。車を拒む狭い坂道に点在する古寺や古い民家に、昔の町並みを懐かしみながら歩く観光客の姿も多い。
振り返れば尾道水道と連なる島々。風光明媚な土地柄はまた、志賀直哉、林芙美子など多くの文人たちに愛され、旧居や文学館などの見どころもある。近年はテレビドラマや映画の舞台、ロケ地として画面に登場することも多い。
由緒ある古寺が多く、“一里聞えて二里響く”といわれる千光寺の鐘で有名な千光寺(806年創建といわれる真言宗の名刹)へは裏山づたいに車でも上れるが、ロープウェイという方法もある。展望台からは、市内をはじめ瀬戸内の海、向島に架る新尾道大橋、尾道大橋が眼下に見下ろせる。

国道2号線の交通量は多く渋滞することもあると聞き、尾道から倉敷までは中国自動車道を利用。福山西ICから倉敷ICまでは約50km。

●倉敷

緑の柳が爽やかな初夏の風に揺れる倉敷川のほとりに、古い白壁の蔵屋敷が並ぶ。江戸時代、倉敷川の河港として発達した。
米はもちろんのこと、特に綿・綿布の生産、移出が多く、明治の初めには紡績工場が造られた。地元の資本家大原氏の創った倉敷紡績と同氏が資材を投じて建てた大原美術館が、現在の倉敷市の観光資源である。
江戸時代からの蔵屋敷や明治の赤レンガの工場跡をいかした町作りは、国選定の伝統的建造物保存地区にもなっている。
また、JR倉敷駅をはさんだ北側の倉敷紡績の工場跡地には、デンマークの有名なチボリ公園を模擬した「倉敷チボリ公園」が一昨年オープン。新旧同居の魅力で全国から観光客を集めている。

●瀬戸大橋(瀬戸中央自動車道)

本州と四国を結ぶ3つのルートのうちトップを切って開通したのが、この瀬戸大橋だ。昭和63年(1989)4月10日、児島−坂出間を5つの島づたいに6つの橋で結ばれている。
本州側から、下津井瀬戸大橋(吊り橋、1,447m)、櫃石島橋(斜張橋、792m)、岩黒島橋(斜張橋、792m)双子橋、与島橋(トラス橋、877m)、北備讃瀬戸大橋(吊り橋、1,611m)、南備讃瀬戸大橋(吊り橋、1,723m)となっている。
橋の長さだけを単純に足しても7,242m、海上部の全長は9,368m。この長い橋の上には駐車場がないが、ほぼ中央の与島には降りることができ、駐車場と小公園、それに京阪フィッシャーマンズワーフがある。この島からの橋の眺めは迫力満点だ。

全容をじっくり眺めるには、本州側の児島鷲羽山の中腹にある「ホテル児島」のティーサロンがおすすめ。夕日の大橋や夜景を楽しみたい人は、全室海向き部屋というこのホテルの部屋を確保するとよい。シーズンによって料金はかなり異なるが、6月はツインルームで1万3,000円。7月は同じ部屋で1万8,000円。(部屋のみ)
こども連れならば、レジャーランド「鷲羽山ハイランド」を利用するのもよい。大観覧車からの眺めは、僅かな時間ではあるが島々を縫う大橋の全景と雄大な瀬戸内がほしいままだ。

瀬戸大橋を渡り終えると、今回の旅のしめくくり。古くから海の神様として信仰を集めてきた金刀比羅宮の奥社まで杉古木の中1,368段の階段を上る。
奥社の境内から讃岐平野を一望し、交通安全の御札を求めて下る。飛行機の時間を気にしながら、長い参道の途中で名物の讃岐うどんを食べる。店によりつゆの味は多少ちがっても、さすがに地元のうどんはどの店でも旨い。讃岐には“うどん学校”というものまであるという。
香川県側に関する見どころ食べどころは、いずれまた別の機会で紹介したいと思う。

科学技術の粋を集めた巨大な橋の数々。機能面もさることながらそれぞれが個性豊かな造形美を競い誇り合う。多島美を誇る瀬戸内の壮大なオブジェである。


瀬戸内しまなみ海道・前編 に戻る


橋の通行料金一覧(普通車)
来島大橋今治−大島南1,900円
伯方・大島大橋大島北−伯方島600円
大三島橋伯方島−大三島500円
多々羅大橋大三島−生口島南850円
生口橋生口南−因島南400円
因島大橋因島南−向島800円
尾道大橋向島−西瀬戸尾道300円
瀬戸大橋児島−坂出3,950円



○ニッポンレンタカーの車種・料金

詳しくは車種・料金一覧表をご覧ください。

しまなみ海道新発見キャンペーン

○岡山県、広島県、香川県、愛媛県内のニッポンレンタカー営業所

ニッポンレンタカー ホームページの営業所検索で、岡山県広島県香川県愛媛県内の営業所リストをご覧いただけます。


広島県しまなみ海道'99イベント協会
「しまなみ海道'99」のイベント情報を体系的に掲載している。イメージソングの紹介もある。
愛媛県しまなみ海道'99イベント委員会
愛媛県庁ホームページ内に「しまなみ海道'99」のコーナーがある。しまなみレディーの紹介も。
しまなみ協議会
「しまなみ海道'99」に関する情報をはじめ、しまなみ海道のサイクリングマップや地図、各橋の通行料などの表がある。
今治市
レジャーや宿泊、駐車場マップなどの他、お勧め料理の紹介とお店のリストを掲載している。
大三島町
見所や食べ所、宿泊施設などの情報を掲載。「記念撮影スポット」や「トイレマップ」がうれしい。
道後温泉
「神の湯」「霊の湯」について知りたい方はこちら。「ぼっちゃんの間」や「ぼっちゃんのカラクリ時計」に関する記述もある。

取材:1999年6月