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長野オリンピックと信州の旅



松本市内編
 
 

 
 
かつて北アルプスの玄関口として多くの登山家たちが愛した松本も、いまは現存する最古の天守閣を残す松本城を中心に、老若男女の訪れる観光都市として、大きく変貌。長野市へは関越自動車道や長野新幹線が相次いで開通。東京からの距離が一気に短縮され、その陰で忘れられそうな松本市だが、どっこい、元気で魅力的な街である。長野市へは約40kmの距離。道路状況の良くなった今、オリンピック観戦へ、またスキーや温泉への発着地として、ぜひ立ち寄ってみたい街である。
 


●松本市内散歩

市内を女鳥羽川の流れるこの街は松本藩の城下町で、その中心は松本城周辺の官庁街と松本駅の東側に広がる商店街からなる。松本にはとりたてて名物はないが、どういうわけか「味自慢」の店が多い。また松本は奈良時代には信濃国府がおかれていたところで、古くは「深志の里」とよばれていたところでもある。歴史遺産と食い道楽の街を紹介しよう。なお、駐車場は城周辺に市営が2ヶ所あり、料金は1時間300円。但し休日は無料。

●松本城

国宝松本城の最初の築城は、永正元年(1504年)、現在の天守閣は慶長5年(1600年)ごろに完成したといわれている。五層の天守閣を持つ城としては、我が国最古のもの。内部には、古文書や什器などが展示され、見学することができる。400年の歴史の試練に耐えた威風堂々の城は、北アルプスの白い山並みを背景にそびえ建つ。その姿の美しさは見事だ。
入場料/500円/Tel 0263-32-2902

●旧開智学校

松本城の北には明治9年(1876年)に建築された小学校がある。白い洋風なモダンな建物で、現存する小学校ではの本一古い建物。教育県と自負する信州人が「一流の校舎で一流の教育を」と願った、市民の情熱が生んだ学校建築の傑作ともいえる。中央の八角の搭の上のは風見鶏、バルコニーには彫刻が施され、窓は色ガラス。文明開化の時代の象徴のような建物。国の重要文化財指定。校舎内は、明治、大正、昭和の教育資料が展示されている。
入場料/300円/Tel 0263-32-5725

●日本司法博物館

松本駅から上高地線で約10分、長野道松本インター横に裁判所松本支部の旧庁舎を移転して復元したという木造建築に、裁判、法律に関する資料を集めた珍しい博物館。その他、野麦峠を越えて岡谷の生糸工場へ働きにでる女工が泊まった宿が復元されている。
入館料/500円/Tel 0263-32-7600

●日本浮世絵美術館

日本司法博物館の隣にあるコンクリートつくりのモダンな建物で、館内には、松本出身の酒井家が5代200年にわたって収集した浮世絵コレクション広重、北斎、歌麿をはじめ、現代の創作版画まで常時120〜150点が展示されている。
入館料/800円/Tel 0263-47-4440

●蔵の街、仲町通り

松本城の南、女鳥羽川沿いの商店街土蔵造りの建物が残る一郭、ここには古い松本の風景がある。黒いなまこ壁をそのままにカレーの店、民芸店、喫茶店やブディックに変身。新しい松本の名所をつくりあげている。なかでも松本民芸家具のショールームや老舗の和菓子、漬物店などと、訪ねてそぞろ歩くのも楽しい。


●信州松本の味を食べる

信州といえば真っ先に「そば」があげられる。松本にも「そば」の専門店は多く、それぞれのそば打ちから秘伝のそばつゆ、やくみなどその店の「旨さ」を競い合う。さすが本場と舌鼓を打つ。また、山菜てんぷらや岩魚、山女などの山の幸とを組み合わせたメニューも信州ならではの味だ。

そば処もとき/ 松本城近い大手町にあり、知る人ぞ知るのこだわりそば、その名も“吟醸ざるそば”乗鞍高原の契約農家から仕入れたそばの実を使っている。しかもその実の胚芽部分だけを使い、10日間もかけてそばを打つ。透明で歯ごたえのあるそばは10日も前からの予約制の“殿様そば”は1枚1,200円。予約なしのそばもある。
/Tel 0263-35-1482
女鳥羽そば/町の中心部、女鳥羽川沿いにあるそば屋。信州産のそばだけを使い、その日の分だけを石臼で挽く。小麦粉を2割混ぜた二八そば。もちろん手打ち。のり、とろろ、抹茶と3つの味の“三重(みかさね)そば”は1,300円。
/Tel 0263-35-8502

もう一つ信州の味といえば「馬肉」かつて信州では肉といえば馬肉をさした、というだけあって、馬肉料理店も多い。とくに馬刺しは有名で、家庭でもよく食べるとあって町の精肉店でも必ずといってよいほど売られている。その他、うなぎの名所、岡谷が近いせいもあって「うなぎ専門店」も少なくない。

米芳/駅前通りにある精肉店だが馬肉料理を食べさせる食事処を併設。馬刺しは霜ふりのとろけるような旨さ、馬肉のすきやき、しゃぶしゃぶなど1,000〜2,000円で食べられる。
/Tel 0263-32-0069
三河屋/駅前の公園通りをまっすぐ東へ徒歩10分ぐらいのところ。創業は明治16年というから、日本人が肉を食べはじめたころ。当時と変わらないさくら鍋といわれる「馬鍋」は鉄鍋の上に並べたさくら肉(馬肉)に長めに切ったねぎを乗せ、秘伝のみそだれをかけて焼く。1人前2,500円から(2人前以上で)、“元祖馬刺し”は1,200円。
/Tel 0263-32-0339
しき実/駅前の狭い路地にあるうなぎ専門店。おじいさんが岡谷でうなぎ商を営んでいたとか。炭火焼きは関西風。こってりと脂の乗ったこくのある味だ。鰻丼1,600円から。
/Tel 0263-35-3279


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取材:1997年11月