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長野オリンピックと信州の旅




新幹線あさま号で行ってレンタカーでドライブ

10月の長野新幹線の開通に伴い、東京・長野間が79分(1時間半)。そしてオリンピック開催まであとわずか。ニッポンレンタカー長野駅前営業所も12月1日にリニューアルオープン。いま長野が熱い!

平成10年2月7日〜22日の15日間のオリンピック開催中は、多くの交通規制でオリンピック施設への一般車の乗り入れが困難と予想されている。が、その前に出来たばかりの競技場やその他のオリンピック施設などをゆっくり見て回るのも楽しいもの。
また、オリンピックの入場券を手に入れた人は下見を兼ねてのドライブもよし。オリンピックとは別にこの期間、スキーに出かける人にとっても、下調べに出かけてみたいものだ。
そこで一足先に、すばらしい競技場や、道路事情、それに期間中も滑れるゲレンデ情報を、独自に取材、長野オリンピックと信州の旅をお届けします。
お薦めドライブコース2コース、いずれも一泊二日です。



コース1
アルペンスキーとジャンプなどの開催地、白馬村
長野駅前−国道19号線より(オリンピック道路)−中条村−小川村−美麻村−大町−(国道148号線)−木崎湖−青木湖−白馬村−(国道406号線)−鬼無里村−善光寺−長野駅前
距離 約160km



コース2
アルペン・スノーボード・バイアスロンと多彩な競技を追って志賀高原、野沢温泉
長野駅前−小布施町−湯田中温泉−上林温泉−焼額山−(国道292号線)−木島−野沢温泉−(国道117号線)−豊野町−長野駅前
距離 約150km



コース3
松本市内編



番外編
取材中に見つけたお薦め温泉宿

 
長野駅前−国道19号線より(オリンピック道路)−中条村−小川村−美麻村−大町−(国道148号線)−木崎湖−青木湖−白馬村−(国道406号線)−鬼無里村−善光寺−長野駅前
距離 約160km



信州ドライブ
右の画像をクリックすると信州ドライブ体験ができます。→
(約310KB)




訪れる度に大きく変貌していく長野市内。まだあちこちで道路工事が続いているが、いよいよオリンピックが近づいてきたなと実感。善光寺と対峙して瓦屋根の趣のあった駅舎も、長野新幹線の開通とともに新しいビルに変わり、駅前もきれいに変身。わがニッポンレンタカー長野駅前営業所も駅前の新築ビルで12月1日リニューアルオープン。簡単な道路事情やオリンピック情報は、ここで教えてくれるはず。

●善光寺

千年の歴史を今に伝える門前町、境内の手前の大門町には北国街道の宿場町でもあった当時の面影を残す老舗の旅館、土産物屋が軒を並べている。善光寺は古くから、一宗一派にかたよることなくすべての老若男女に仏の世界約束する如来さまを御本尊とする寺院。日本で三番目に大きい木造建築。
長野新幹線の開通にともなって、参拝者の数も増えたと参道で珍味の「味噌ソフトクリーム」を売る人の話。駐車場は善光寺の裏にあり、表参道を通らず本堂へ歩いていける。

○オリンピック施設


●アイスホッケー競技場

長野駅東南1.5kmの市街地にある。いまはまだ道路も建物も工事中だが、年内には完成するとか。ゆるやかは球面を組み合わせた屋根は長野市を取り巻く山々の連なりに呼応するように考えられたデザイン。屋根の形を大きな帽子に見立てて、愛称は“ビッグハット”。駅に近いということからか、ここには「メインプレスセンター」、国際放送センターをはじめ、大会時の施設もある。

●スピードスケート競技会場

JR長野駅東側、善光寺への出口とは反対、上信越自動車道須坂長野東ICへの道、千曲川に懸かる橋の手前に信州の山並みをイメージしたという建物。屋根がM字型が波のように連続していることから“エムウェーブ”という愛称がついたとか。長さ230m、幅160mで木造吊りの屋根では世界最大級の規模というのが自慢。千曲川沿岸のこの一帯は稲作や果実栽培の田園地帯。ここから北アルプスが遠望できる。近くにはガラス張りのアイスホッケー会場“アクアウイング”もある。

●フィギュアスケート・ショートトラックススケート会場

国道18号線を南へ、犀川を渡るとジュラルミンのように光る円形の建物が見えてくる。「きらめく水玉」をイメージ、愛称は“ホワイトリング”。まさに華麗なフィギュアスケートにふさわしい、華やかで優しい建物といえそうだ。

●開閉会式会場

国道18号線を南へ川中島古戦場を過ぎたあたり、JR篠ノ井駅近くに花びらをイメージしたというスタジアムがある。まだ工事中だが、オリンピックが終わったあと、野球場など多目的競技場として整備される。
広い敷地に真新しいまっすぐに延びた道路、大会の開閉会式時は8万ともいわれる人々でこの競技場が埋め尽くされると思うと、やっぱり感動する。ここから西には選手村のビル群が見える。

●中条村

長野県庁通りからすぐ白馬・松本方面への標識に従って国道19号線へ。間もなく犀川沿いに走る。笹平トンネル付近でまだ道路工事中だが、ここも間もなく完成。長野駅前から約15kmで松本方面へ行く19号線と分かれ信州自慢のオリンピック道路へ入る。すぐ料金所がある。(200円) これは日高トンネルをくぐるだけの料金らしく、笹平から旧道を通れば無料だ。日高トンネルを抜けると、白いアルプスの峰がフロントグラスいっぱいに飛び込んでくる。その眺めのよいところには、道の駅「パークライン中条」があり、広いパーキングとともにソバ専門のレストランと、近隣の村で採れた野菜をはじめ、信州の物産が売られている。とろろソバが美味しかった。(750円)

●小川村

中条村から3kmも行くと右手の昨年出来たばかりの村営「ふるさと伝統館がある。手打ちそばと信州名物“おやき”の実演販売し、もちろんそれを食べさせる食堂も併設されている。
“おやき”とは地元で採れた野菜やあずきなどを入れて焼いたまんじゅうでのこと。その昔、豊かでなかった山国信州の人々の野良や山仕事に持っていく弁当だった。稲作の少ない山村で、粟やそば、または小麦粉の皮を用いたというが、いまは油いためした野沢菜やあずきを小麦粉の生地で焼いたもの。家庭の味だから10軒10色、当たり外れがあるのではと思ったが、ここの“おやき”は大当たり。また、村民である従業員のおばさんが、味作りに熱心で、客である私に味の意見を求めてきた。(一個130円)

●美麻村から大町へ

中条村、小川村それに美麻村などはオリンピック道路ができるつい最近までは狭い一本が細々と続く静かな山間の村だった。長野−白馬を結ぶ立派なオリンピック道路の開通は、村人の生活を一変したにちがいない。とくに小川村に新しくできたアルプス展望広場は文字通り雄大な後立山連峰が一望できるばかりか、天文台なども備えられている。美麻村ランド温泉を左に見てから大町への標識に従って左折。このあたりは、そばの産地でありまたかつては良質な麻糸の生産地でもあった。近くには鹿島槍ヶ岳を望むスキー場がある。ここは穴場だ。

●大町

立山黒部アルペンルートの入り口にあたり、また北アルプスの登山口にあるこの町の歴史は、遠く鎌倉時代にさかのぼる。昔から「仁科の里」と呼ばれ文化遺産が点在する。歴史民俗から最新技術までの、各分野の資料を集めた博物館が7つもある。北アルプスが一望のもとにある高台に大町市立山岳博物館(写真左)をはじめ、かつて日本海の糸魚川と松本を結んだ塩の道の博物館(写真右)。信州の地酒を100銘柄を集めた酒の博物館。水車からダム、さらに原子炉型まで、エネルギーに関する模型や資料が展示された大町エネルギー博物館そしてアルプス温泉博物館大町郷土玩具博物館東山低山帯野外博物館など、一日かけても見きれないほどだ。

●大町から白馬へ

松本方面から大町までの安曇野を走る道は国道147号線、県道51号線ともっとも山側を通る県道306号線の他、オリンピック道路として穂高町から新しくパノラマロードが開通。この道は大町市を迂回して、八方まで延びている。工事中の青木湖迂回道路のトンネルもこの12月には開通する。ただし、パノラマ道路は大会開催中は通行制限区間となり、南大町からは一般スキーヤーとオリンピック観戦者の車は区別され、一般の車は国道へ、大会チケットを持った人の車はパノラマロードへと誘導される。
新しい道、北アルプスパノラマロードはその名の通り、晴れた日は鹿島槍、五竜、唐松、白馬三山の真っ白な峰々が車窓を透して眩しく輝く。本場ヨーロッパアルプスの景観に優るとも劣らない。これからの新雪のころはもちろんのこと、山麓が新緑に彩られる春は、日本一すばらしいドライブウェイといえよう。

●木崎湖・青木湖

どちらの湖も国道148号線沿いにあり、これからのシーズンは凍結し、キャンプやボート遊びで賑わった夏、紅葉の見事な秋とは違った静けさの中にある。国道の西側にはかっての千国街道(塩の道)の細い道が走り、いくつもの石仏が樹木の中にひっそりとたたずむ姿があるが、冬は通行可能だ。周辺にスキー場がある。
・大町スキー場 Tel 0261-23-1617
・ヤナバスキー場 Tel 0261-23-1123
・サンアルピナスキー場 Tel 0261-23-2391

●白馬村


冬季オリンピックは世界中の注目を集める超ビッグイベント。白馬会場はアルペンスキー男子と女子の滑降とジャンプ、クロスカントリー、それにノルディック複合競技が開催される。そのステージを見学及び体験しよう。

日 程
◆アルペンスキー:1998年2月8〜11日・13〜15日・17日
◆ジャンプ:2月11日・15日・17日
◆クロスカントリースキー:2月8〜10日・12日・14日・16日・18日・20日・22日
◆ノルディック複合:2月13〜14日・19日〜20日

なおオリンピック開催中も、大部分のゲレンデは一般スキーヤーの利用は可能。また4月からスノーボードも全面滑走可能になる。また、オリンピック開催中は毎日イベントがあるという。村役場に問い合わせたら、内容はまだ正式発表していない、との返事だったが。

●ジャンプ台

八方尾根スキー場の南端に、1992年11月に完成。ラージヒル(120m)、ノーマルヒル(90m)の並列のジャンプ台は日本ではじめて建設。スタートタワー、専用リフト、クラブハウス、人口降雪機を備えた最先端の施設だ。白馬連峰を背にジャンパーが飛ぶ姿は、大空を舞う鷲のように優美だ。年間を通して大会が開かれている。

●アルペンスキー滑走ルート

いま問題になっている滑走の出発点論争のゆくえはいかにと、関係者ならずとも気になる話。ゴール付近では、いま急ピッチで観覧席や関係者のプレハブ住宅の建設中だ。
だが、リフトを乗り継いで八方山荘付近まで上って見れば、目の前に雪煙をあげた白馬三山が輝いていた。

●白馬村の温泉場

八方温泉は同じ源泉から「第一郷の湯」「第二の湯」それに「みみずくの湯」へ三ヶ所がある。その他露天風呂の「おびなたの湯」があるが、ここは冬期は休み。
問い合わせ/Tel 0261-72-2715

もう1ヶ所、源泉の全く違う湯をひく温泉「倉下の湯」がある。八方温泉が無色透明が、ここは塩分、鉄分などが含まれ茶褐色だ。効能はお肌によいばかりか、どちらも神経痛、うちみ、くじきなどによし。倉下の湯は村の中心から少し離れた岩岳へ向かう道筋にあり、眺めは抜群だ。湯舟につかりながら白馬三山をひとり占め。冬は周りを透明なビニールで囲まれ寒くはない。
入浴料 大人400円/Tel 0261-72-7989

●鬼無里村から長野市へ

アルプスを一望する鬼無里村から長野市への国道406号線はオリンピック開催中でも道路規制がないので、長野市〜白馬村を結ぶ道路として、案外穴場かも知れない。また、この道沿いにある「白馬ハイランドスキー場」と「白馬みねかたスキー場」は平常営業している。
問い合わせ/白馬村観光連盟 Tel 0261-72-7100


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取材:1997年11月