新潟コラム



弥彦温泉
「弥彦館・冥加屋(みょうがや)」


弥彦神社の鳥居前通りにあるこの宿は新しいものと古い木造の玄関が二つある。
古い玄関は大正時代そのままの面影を残しているが現在は使われていない。隣接の表玄関は食堂と並んでいるが、旅館そのものの建物は大正時代のもの。部屋は昔の本陣風の落ち着いた造り。3階の展望風呂からは温泉街の瓦の屋根と弥彦山の樹木が見渡せる。
浴場には焼き物のタヌキがいっぱい置かれている。
日帰り入浴が可能な数少ない旅館の一つ。
一泊2食付き 1万5,000円から。
日帰り入浴700円(タオル付き)。
/TEL 0256-94-2034



鮭の酒びたし


“鮭の酒びたし”の専門店「喜っ川」は村上の商店街の真ん中にあり、かつては造り酒屋だったが、戦後は鮭の専門店となる。
村上には代々伝承されてきた鮭料理が百種類もあり日本一の鮭文化をもつ土地と言われてきた。冬の寒さと梅雨時の湿気、夏の高温多湿、そして秋雨と秋晴れの風土から生まれた芸術品とまで自負する。
鮭の身だけでなく、皮までも乾燥され、軽く火であぶったあとは同じように酒や味醂に浸して酒の肴やお茶漬けの具としてなかなかの味である。その他、良質の鮭を昆布で巻いたものから佃煮風のものまで、いろいろある。
かつての造り酒屋の仕込み場を活かして土間いっぱいに鮭の自然乾燥をしている。
今年も10月中旬から下旬にかけて三面川に遡上してくる鮭の漁がはじまる。
/TEL 0254-53-2213