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冬の海・三浦半島



初冬のある晴れた休日、「家族や仲間と日帰りドライブを楽しみたい」という人たちのためのお薦めドライブに今回は三浦半島を取材してきました。

神奈川県三浦半島の突端、城ヶ島までは東京都心から約60km。夏は海水浴やマリンスポーツを楽しむ人々で賑わった海も、いまはすっかり静まり返っている。だがこれからの季節も広い砂浜、変化に富んだ岩礁の海岸線はハイキングや散策路として親しまれているばかりか、磯釣りのポイントでもある。
関東では千葉の房総半島と並んで温暖な気候とあって、晴天続きの冬は空気も澄んで視界もよく、房総や伊豆半島の山々はもちろんのこと、沢山の行き交う船を眺めているだけでも楽しくなる。その他、みどころや美味しい地元産の魚介類が豊富であるばかりか、三崎港はマグロの水揚げ高が日本で2番目に多いところである。また三浦大根の産地ということもあって、行楽と買い物がてらに訪れる家族連れやグループも多い。



三浦半島

都心から国道1号線、15号線で横浜−狩場IC−(横浜横須賀道路)−佐原IC(終点)−三浦海岸−剱崎灯台−城ヶ島−三崎港−油壷マリンパーク−葉山−横浜−東京
往復 約150km(日帰り)


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●三浦海岸

初冬の穏やかな晴天に恵まれた休日、カーラジオからは行楽地へ向かう車で道路が込み合っているという交通情報が流れていた。だが、三浦半島へは国道を含めて横浜横須賀道路は意外なほど空いていた。
終点佐原から左へ行くと横須賀経由で観音崎方面へ。この岬にある観音崎灯台を中心とした一帯もみどころで、とくに浦賀水道を行き交う大型の客船や貨物船は子どもたちには人気のスポットだ。
今回は佐原から右側のコースへ。ここ三浦海岸は関東では有数の広さを誇る海水浴場で、6kmも続く砂浜は、絶好の散歩道だ。有料駐車場は冬は閉鎖されているが、海岸沿いに小さな無料駐車場もある。

●剱崎灯台

海岸通りをたどると国道134号線へ向かう分岐点へ出るが、ハンドルはそのまま海岸線へ。間もなく小型漁船が沢山入港している金田港を見る。
ここは釣り好きな人には有名な釣りのポイント。獲物はアジ、スズキ、ヒラメなど。もう一つ良質のワカメも採れることで名高い。そのためか新鮮な魚貝類を食べさせる民宿も多い。また、毎週日曜日の午前6時から漁業組合主催の朝市が開かれる。
灯台への道は金田港を過ぎるとすぐ三菱石油のスタンドの角を左折。名物 三浦大根 の畑の中の狭い道を辿る。(ちなみに大根の収穫期は12月から3月)
他にも道はあるが、どれも細い農道で標識はない。ワンボックスカーでも通れるが、すれ違いは少し大変だ。灯台の下、約150mのところに民間の有料駐車場がある。1時間300円。灯台周辺はハイキングコースになっている。

険しい断崖の上に建つ高さ17mのこの灯台は明治4年、イギリス人技師ブライトンによって建てられたが、関東大震災で倒れ、大正14年に再建されたもの。浦賀水道に建つ観音崎と並んで現在も東京湾を航行する船の安全を守る重要な灯台である。内部の見学はできない。
敷地からは房総半島と東京湾を出入りする 大小さまざまな船 と、間近には無数の釣り船が眺められ、いつまで観ていても飽きない。
灯台を左に下ったところには弥生時代の住居跡である大浦山洞窟遺跡があり、右に下ると江奈湾へのハイキングコースがある。早春には野スイセンの花が楽しめる。のんびり歩いても約1時間半の行程だ。

●城ヶ島

三崎港にかかる城ヶ島大橋(写真)は有料で普通車100円。周囲4kmの小さな島だが、北原白秋の「城ヶ島の雨」の詩で知られるところ。大橋を見上げる海辺には大きな石に白秋の詩を刻んだ碑と記念館があり、白秋に関する資料や写真が展示されている。入場は無料。
/TEL 0468-81-6414

島の東側半分は県立「城ヶ島公園」で島の自然をそのままに保存されている。公園の南、断崖の続く赤羽根海岸はウミウ、ヒメウ、クロサギの生息地で、これからの季節はこれらの鳥が何千羽と飛び交う様に出会える。また、岩礁の磯づたいは散歩コースになっている。

島の西にある「城ヶ島灯台」は明治3年にフランス人技師ウェルニーの設計によるもの。国内では2番目に点灯された洋式灯台だ。ただし関東大震災で倒壊し、現在の灯台は昭和2年に立て替えられたものである。
灯台への道には、魚貝類を売る店がびっしりと並び、焼きイカや焼きハマグリ、サザエの香ばしい匂いが漂い、誘惑に負ける人も多く、店先は賑わっている。
島内には県営の駐車場が数ヵ所あり、夏以外は充分スペースがある。無料。

●遊び船

城ヶ島灯台の下から発着する船で、城ヶ島の南側の奇岩と断崖の荒々しい海岸線を眺め赤羽根海岸までを往復見物する観光船。船は地元の小さな漁船だから、ちょっとスリルもあり、また海を身近に感じられる。
所要時間約25分/料金大人1,200円

●三崎港と魚市場

三浦半島の西端、城ヶ島を挟んだ三崎港は遠洋マグロ漁船が入港し、その水揚げ高は静岡の清水港に次ぐ国内第2位。岸壁に建つ魚市場には、遠洋から帰ったばかりの漁船からあがったマグロがところ狭しと並ぶ。早朝から午前10時ごろ巨大冷凍マグロがのセリがはじまる。セリを見たい人は2階の回廊から見学ができる。
港の周辺はマグロを食べさせる店も多く、高級料亭から庶民的な食堂までさまざまだ。一般にはマグロは赤身、中トロ、大トロのサシミ定食が多く、寿司屋は少ない。料金は庶民向き食堂で、これらの定食で1,000〜2,500円。

○マグロ定食

昼食は三崎港でマグロを食べたい、と思い、三崎の町をさまよった結果見つけた食堂は魚市場の正面にあった三崎朝市会会長が経営する“ひとみ”という店だった。
狭い階段を上った2階、テーブルが3つ、カウンターには5席という大衆食堂だが、地元の人の勧めもあった店である。定食は赤身1,100円、中トロ1,300円、大トロ1,600円と料金も他と比べて少し安い。サシミの他にマグロの皮の酢味噌、マグロ汁がつく。ご飯とマグロ汁はおかわり自由の知る人ぞ知る人気の店だ。月〜金曜日はランチサービスがあり、700円から。
/TEL 0468-82-4263

○三崎さかなセンター

港の中にある。店内はそれほど広くはないが、隣接するマグロ加工センターの工場と直結しているので、マグロが工場価格で買える。マグロのほか、アジの干物やワカメなど地元産のものもある。
/TEL 0468-82-4541

三崎港朝市は毎週日曜日に港内で開催され観光客には人気だが、日の出から9時ころまでと文字通り朝が早い。マグロはもちろんのことキンメダイ、アジ、イカなど近海の魚貝類をはじめ、三浦名産の大根やキャベツが新鮮で安い。
/TEL 0468-82-1870

●油壷マリンパーク

三崎町から約3km。「油を流したような」と形容された波静かな入り江、油壷はヨットハーバー、マリーナが集中するマリンスポーツのメッカ。ここにあるレジャーランド・京急油壷マリンパークは水族館やイルカショーが楽しめる。
水族館の自慢は世界最大規模の回遊水槽にマグロやカツオが飼育され、餌付けをするところなどもみることができる。
屋外には「イルカのプール」「アシカ島」「ペンギン島」「プレイランド」「遊びの広場」とイベントがいっぱい。このほかバーベキューコーナーもあり、子どもには喜ばれる施設だ。
入園料大人1,200円、こども800円。駐車料金500円(夏期700円)。
/TEL 0468-81-6281

国道134号線を北上再び海へ出会ったところは、浮世絵師安藤広重も筆をとった景勝地秋谷の立石だ。浪打ち際に建つ高さ12m、周囲30mの巨岩と一本の松、そして相模湾に浮かぶ富士山は広重が描いた「相州三浦秋屋の里」そのままの風景だ。駐車場は国道の脇にある。(夏以外は無料)
ここから長者ヶ崎までの約2kmほどの海岸通りからは富士山の眺めがすばらしい。
冬の日は短く、早出したつもりでもこのあたりまで来ると夕暮れもすぐそこ。おしゃれな高級リゾート地、葉山で暮れなずむ海を眺めながら 一休み 。帰路、カーラジオからは横浜横須賀道路や東名高速道路の渋滞を知らせる情報が流れていたが、国道1号線は流れがよく、午後7時には都心に帰り着いた。



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取材:1998年11月