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陶器の町益子とサーキット

ドライブライン

共販センターにはいっぱいの陶器 益子の歴史は古く縄文時代に遡るが“やきもの”の町としてはやっと150年を迎えたところだ。江戸の末期、町内の大津沢に陶土がみつかり水瓶、すり鉢、土瓶などの日用雑器を作り江戸に供給していたのがはじまりだった。
そこへ大正13年(1924)神奈川県生まれの陶芸家濱田庄司が居を構え、登り窯をつくり独自の作品を生みだしてから益子は画期的な変貌を遂げた。生活に役立つだけではなく、そこに工芸的な陶器作りを作り出したのである。
現在は日本中ばかりではなく、外国からも若い陶芸家やその弟子、また陶芸を志す人々が集まりなんと400を超える窯元がある。そこではそれぞれの個性豊かな作品を生み出している。そしてほとんどの窯元でも店を持ち、自作の製品を販売している。また、それらの窯元の製品を集めた巨大な「共販センター」がある。


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ドライブライン

<コース>
東北自動車道 都賀JCT−宇都宮上三川IC−(県道121号線)またはJR宇都宮駅より−(国道123号線)−益子
首都圏より片道約150km

ルート付近のリンクポイントをクリックしてみてください

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●陶芸メッセ・益子

益子の本通りの北わずかに登った高台に陶芸館を中心に5つの展示場がある。
駐車場も完備された新しく建てられた陶芸館の第一展示室には、益子を陶芸の町に育てた、人間国宝の故濱田庄司氏の作品とそのゆかりの作品が展示されている。
また益子在住の作家・窯元の優秀な作品を集めた館や明治、大正、昭和期の日用雑器の古い益子焼が紹介されている。
陶芸館
陶芸館

そのほか棟方志功を師とした地元の版画家笹島喜平氏の版画を展示した「笹島喜平館」などもある。
みどころは益子町指定文化財の「旧濱田庄司邸」を移築した家屋と濱田氏が数々の作品を生んだ登り窯なども復元されている。

第二次大戦後、濱田庄司は“民芸”ブームを演出した
第二次大戦後、濱田庄司は
“民芸”ブームを演出した
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濱田の家(メッセに移築されている)
濱田の家(メッセに移築されている)

土間に続く板の間(旧濱田家)
土間に続く板の間(旧濱田家)
濱田愛用の登り窯(メッセに復元)
濱田愛用の登り窯(メッセに復元)

益子で一般的に使われていた登り窯は10〜13室くらいになっていて、4〜5日をかけてじっくりと焼いた。部屋によって火の回りが異なり釉薬の色などが微妙に変化し、味わい深い仕上がりをみせた。しかし、現在の陶芸家たちの多くは電気の窯を使うという。ある窯元の主人は「1,280度という温度を保つことの難しさ」を語ってくれた。

登り窯(濱田愛用のものを復元)
登り窯(濱田愛用のものを復元)
陶芸メッセの碑
陶芸メッセの碑

一方、益子焼の代表的な作品は山水土瓶と呼ばれる雑器焼きで、操業当時から焼かれていたもの。手本は信楽といわれていて、その図柄もいろいろあるが、とくに山水模様がなじみ深い。その絵柄絵付けの職人たちの中に皆川マスさんという74歳の女性がいたという。
昭和22年(1947)に昭和天皇が益子を訪れ、益子焼きの製造工程をご覧になられた際、皆川マスさんの描く山水画の実演に感銘され、

「さえもなき嫗(おうな)のゑかすするゑものを 人のつめるおもしろきかな」

と詠まれた碑が陶芸メッセの敷地内に立つ。
/入館料 600円、TEL 0285-72-7555

●共販センター

益子町に400余りもあるという窯元や販売点を一堂にあつめたところが「共同販売センター」だ。広い駐車場にはウィークデイというのに大型バスをはじめ、関東各地のナンバープレートをつけた車がいっぱいだ。
まず最初に目につくのは高さ10mという巨大な“たぬき”だ。益子のシンボル的存在感のある“たぬき”が見下ろす広場には沢山の店が出て、子だぬきやかえるの置物から日用雑器がところ狭しと並ぶ。
また平屋の広い店内には、大きいものは水瓶から小さいものは小鉢や楊子入れまで数段の棚板の上までびっしりと置かれている。大きなカバンや背中のリュックサックなど気をつけて歩かないと品物にひっかけて落としてしまいそうだ。
共販センターの狸。約10メートルの身長?
共販センターの狸。
約10メートルの身長?


昔はどこの家にもあった茶色の蓋つき瓶、薬草を煎じた土瓶、煮物を入れた器から花瓶まで土の匂いのする懐かしいものもいっぱい。また新しいデザインの一輪挿しや動物を形どった置物など見ているだけでも飽きない。値段も手頃だ。

共販センターにはいっぱいの陶器
共販センターにはいっぱいの陶器
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小から大まで狸のオンパレード
小から大まで狸のオンパレード

共販センターの周囲には沢山の窯元があり、新しい陶芸家たちの芸術的な作品も並ぶ。
また町はずれの焼き物工場では、“釜めし”釜を作るところもある。昔、横川の峠の釜めし釜は益子焼だったことを思い出したが、いまは確かめていない。

窯元には民芸から実用まで様々。実用品を天日に干す
窯元には民芸から実用まで様々。
実用品を天日に干す

面白陶器も
面白陶器も

●サーキット(ツイリンクもてぎ)

もてぎのレーシングコースでは練習走行をやっていた
もてぎのレーシングコースでは
練習走行をやっていた

アメリカのカートシリーズやオートバイのグランプリレースでお馴染みの「ツイリンクもてぎ」へも足を運んでみよう。益子から茂木まで約20km、国道123号線を走ると標識が沢山あるので迷うことはない。
サーキットというとレースが開催されるだけと言う印象を受けるが、もてぎのホンダ・コレクションホールはレース好きはもとより、それほどクルマに興味のない人でも結構楽しめる。

ホンダ・コレクションホールには各社の車、バイクが展示されている
ホンダ・コレクションホールには各社の
車、バイクが展示されている

大正時代、ホンダの創設者 本田宗一郎氏が助手として乗った車も
大正時代、ホンダの創設者 本田宗一郎氏が
助手として乗った車も


本田技研の創設者、故・本田宗一郎氏が助手として乗った車や、現在のホンダの出発点となる原動機付き自転車をはじめ、昔見たような、懐かしい、さまざまなバイクや車が展示されている。
バイク好きならマン島(イギリス)TTレースの優勝車、F1では60年代のホンダF1マシンをはじめ、ずろりとホンダF1が展示されている。日本でも多くのファンがいたF1ドライバー、アイルトン・セナ(ブラジル)の乗ったF1マシンなど数々のレーシングカーや一般車がある。
ホンダを急成長させたエンジン付き自転車。白いタンク、赤いエンジンは当時のあこがれだった
ホンダを急成長させたエンジン付き
自転車。白いタンク、赤いエンジンは
当時のあこがれだった


ホンダF1は初代から展示されている
ホンダF1は初代から展示されている
(画像をクリックすると拡大写真を表示します)

F1の貴公子といわれたアエルトン・セナも乗ったホンダF1
F1の貴公子といわれた
アエルトン・セナも乗ったホンダF1


ダートトラックを走る若者たち
ダートトラックを走る若者たち
自分でバイクやクルマを持ち込んで、インディカー(CART)やバイクの世界GP(グランプリ)が開催されるコースでスポーツ走行もできる。フォーミュラ・スタイルのクルマに乗るコース、ゴーカート、バイクのダートトラックなどもある。
ホテル、レストラン、キャンピング場などをはじめ広々とした場内は、スポーツ走行をする人たちの車を見たり、ダートトラックでのバイク練習などを見物するのは、子供連れでも十分に楽しめる。

駐車は無料。場内はバス(無料)が巡回している。救護室、コインロッカー、授乳室、ベビーカーなども用意されていて、家族連れでゆっくり1日を過ごすのもいい。大きなレースが開催されるとき以外は混雑とは無縁だ。
/入園料 1,000円(コレクション・ホールを含む)
/問い合わせ TEL 0285-64-0158



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益子町観光協会
陶芸メッセ益子をはじめ益子焼の案内や町の文化財、風物、伝統文化の紹介などが見られる。
ツインリンクもてぎ
レースなどのイベントスケジュールや体験プログラムの案内、レース結果などが掲載されている。

取材:2003年12月