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夏だ!! 北海道へ行こう1
〜釧路湿原から納沙布岬への旅〜
<前 編>



北の大地はすべてが大自然の色に染まる季節。
山や林は緑に、草原や畑を彩る花々、大気は乾いて湖沼は蒼く澄み、水は豊かに流れ風は優しく甘い。躍動する生命への感動、そして自然のめぐみを喜び感謝しながら味わう山海の珍味。さあ、北海道の夏は間もなく本番を迎える。

北海道は広い。
そこで今回は釧路、網走を起点として野鳥、湿原の霧多布、最東端の納沙布岬、原生林の知床、そして神秘と伝説の湖、阿寒湖・摩周湖など、道東といわれる地域を中心に帯広まで1週間のドライブ旅行をした。
取材時は5月末、東京はすでに初夏の風が吹いていたが北海道は草木が芽吹いたばかりだった。だがその新芽は日一日ぐんぐん伸び花が咲き、春は急激に初夏の色へと変わる。北国の短い夏に向かって大地が動き出していた。
また、緑の牧草に牛や馬が草を食むのどかな光景が加わって、もっとも北海道らしい美しい風景を見せてくれる季節到来だ。

初夏の北海道の魅力を、本編を含め下記の4コース・5編に分けてたっぷりとご紹介します。





釧路空港(レンタカー)−釧路湿原−釧路−厚岸−霧多布−根室−納沙布
全行程 約200km、1泊2日




<ルート付近のリンクポイントの地名をクリックしてみてください>



●釧路空港から

ニッポンレンタカー北海道のレンタカーには、原則としてすべての車種にカーナビゲーションが搭載されている。
見知らぬ土地でのカーナビゲーションは心強い。地図の上ではそれほど複雑ではない北海道の道だが、一本道を間違えると全く方向が違うし、信号も少ないため間違いに気がついたときは、かなりの距離を走ってしまう。人家も少なく、人通りもほとんどないこの土地ではそう簡単に人に道を訊ねるというわけにもいかないからだ。
釧路空港には主なレンタカー会社のカウンターがあって、受付嬢が営業所行きのバスに案内してくれる。営業所には予約した車がすでに用意されていて、北海道ドライビングマップが無料でもらえる。この小雑誌風のマップには、見やすい地図とスポットガイドのほか、これから訪ねようとする博物館やテーマパークなどの割引券がついているのも嬉しい。割引率は10%前後だが1グループで利用できるのでかなりお得だ。
スピードの出しすぎにはくれぐれも気をつけて安全運転を。

●釧路湿原へ

釧路市へとは反対に国道240号線へ出ると間もなく「丹頂鶴自然公園」に出会う。
ここは空港と隣接する敷地で丹頂鶴を飼育しているところ。冬にはこれより北の鶴居には餌を求めて飛来する丹頂の群れをみることができるが、一年を通して丹頂鶴に出会えるのはここだけ。
ここは絶滅の危機にある丹頂鶴を保護増殖する目的で昭和38年に設立され、最初は5羽を放し開園した。より自然に近い環境をつくり、園内で人工ふ化したものを含め、19羽が飼われている。(取材の2日後、さらに1羽の雛が誕生したと新聞で報じられていたので現在は20羽)
園内には丹頂鶴のことなら何でも知ることができる展示室やレクチャールームもある。
/入園料 310円、TEL 0154-56-2291

●釧路湿原

ラムサール条約(水鳥の生息地として、国際的に重要な湿地に関する条約)で指定された釧路湿原のほとんどは人の入れない地域である。
しかし、湿原を眺め、わずかではあるが湿原に触れることのできる展望台及び散歩道が設置されているところがある。
東側にある細岡展望台と西側のここ釧路市湿原展望台(写真)だ。そのほか小規模な展望台がいくつかある。
レンガ造りの3階建ての建物は2階が湿原に関する資料館で、3階と屋上が展望台になっている。好天に恵まれれば広大な湿原のほぼ全域が見渡せる。また展望台から1周約2.5kmの遊歩道を散歩しながら、湿原の自然を肌で感じることができる。
この湿原に生息する動植物は他では絶滅したり、ここにしかいない希少価値の高いものばかり。生態系を崩さないようこの自然美を後世に残すためにも、ゴミの持ち帰りなどルールを守りたいものである。
入館料 360円/TEL 0154-56-2424

湿原をたっぷり時間をかけて探索したい人は湿原の東、釧路市から国道391号線を北上し釧路川沿いを細岡展望台や塘路(とうろ)方面に辿ることをお薦めする。
国道から分れたいくつかの小道は湿原に通じている。
なかでもぜひ訪れたいところはコッタロ湿原で、3ヶ所の展望台がある。湿原の中を蛇行して流れる釧路川の支流、そこに生息する野鳥や昆虫などを観察することができるし、雄大な湿原を一望出来る高台近くに駐車場もある。
また、国道沿いに釧路湿原で一番大きな周囲18kmの塘路湖がある。春と秋には丹頂鶴、白鳥、雁、鴨などの水鳥たちが集まってきて湖水を賑わす。また塘路湖と国道をはさんでシラルトロ沼もあり、自然の豊かさを実感できる。

●釧路市

霧の町釧路は古くから漁港として栄えた町だけに、明治、大正の面影を残す建物も点在している。その一方でベイエリアには釧路を代表するショッピングゾーン「フィッシャーマンズワーフ・ムー」など近代的な施設も多い。
この街の魅力はやはり港から水揚げされた魚、それを商う市場、これらの新鮮な魚貝類を中心に食べさせてくれる店だ。JR釧路駅と港の間には、炉端焼きを中心に新鮮な食材を生かした食べ物屋が多い。ガイドブックに頼らず 美味しい店 を自分の足と目、勘を頼りに見つけることは、旅の大きな楽しみの一つである。

●釧路港周辺

旧釧路川に架る幣舞(ぬさまい)橋(写真)とそのたもとに建つ近代的な建物「フィッシャーマンズワーフ・ムー」は釧路を代表する観光名所の一つ。
1階は新鮮な野菜や果物それに鮮魚などを扱う市場と観光案内所がある。2、3階は衣類や雑貨、道産の乳製品、その他の物産店で、夏の間は観光客で賑わう。

また、釧路の市場といえば最も有名なのが「和商市場」(写真)
JR釧路駅の西側、駅から徒歩でも行けるが市場の地下に駐車場もある。
市内に市場は沢山あるが、鮮魚の品揃えはここが一番だ。釧路やその近郊の港で水揚げされたばかりの新鮮な魚貝類が広い店内にずらりと並ぶ。夏は圧倒的に観光客が多いが、市民の台所としても親しまれている。
値段の交渉をしてみるのも市場での買い物の楽しみだ。狙い目は雨の日が良いらしい。
/TEL 0154-22-3226




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釧路市
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取材:2000年5月