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草津温泉と白根山(2)

ドライブライン

白根山頂上のカルデラ湖 草津温泉をベースに万座温泉や白根山へ、さらにもう少し足を延ばせば志賀方面へのドライブが楽しめる。
白根山の山頂にはエメラルドグリーンの水をたたえた強酸性のカルデラ湖「湯釜」がある。コースのハイライトだ。その周辺に点在する沼や池には真っ赤に染まるナナカマドが荒涼とした火山風景に彩りを添える。
また、黄色に映えるダケカンバやウルシなどの林の中をワインディング。ここは標高2,160mの白根山の壮大な眺めを堪能できる山岳路だ。


サムネイル1 サムネイル2 サムネイル3 サムネイル4 サムネイル5 サムネイル6

ドライブライン

<コース>
関越自動車道 藤岡JCT−上信越自動車道−軽井沢IC−(国道146号線)−長野原町−(国道292号線)−草津温泉−白根山−万座温泉−(万座ハイウェイ)−三原−(国道144号線)−長野原町−(国道292号線)−六合村−草津温泉

ルート付近のリンクポイントをクリックしてみてください

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●志賀草津道路

草津温泉から志賀高原へと抜ける「志賀草津道路」は景勝地の山岳道路でありながら無料の国道292号線だ。
白根山方面の標識に従い、天狗山へのカーブを上り続けて間もなく左手に武具脱の池、別名ひょうたん池ともいう小さな池がある。源頼朝に追われた木曽義仲の残党がこの池に武具を脱ぎ捨てたという伝説残っている。池の畔には散策用の板道が敷かれている。

草津白根のドライブウェイは無料
草津白根のドライブウェイは無料
白根山中腹から草津方面を見る
白根山中腹から草津方面を見る

池を過ぎると硫酸ガスが吹き出る「殺生河原」だ。“殺生”の名のごとく生き物のいない白い噴煙だけが僅かに上る荒涼とした世界だ。
近くには白根山山頂へのロープウェイ山麓駅があり、広い駐車場もある。また周辺には草津自然歩道や殺生自然遊歩道への入り口があり、硫黄の強い臭いが立ちこめる殺生河原への散策路もある。
ロープウェイは標高約1,500mの山麓駅から約2,000mの本白根山山頂付近へと温泉街を眼下に見下ろす8分の空中散歩が楽しめる。

白根中腹では有毒ガスも噴出している
白根中腹では有毒ガスも噴出している
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白根山への観光コース
白根山への観光コース

山頂付近には高山植物の女王といわれた“コマクサ”が群生し、7〜8月にはその気品と風格に満ちた花を一目見ようと多くのハイカーが訪れる。一時は相次ぐ乱獲や盗掘 などで絶滅寸前だったが、現在は地元の人たちの復元努力により可憐な花を咲かせている。いまは秋、紅葉のはじまりとともに白根山は紫のリンドウの花が咲く。

リンドウと池
リンドウと池
草津白根山
草津白根山

白根山は標高2,160mの活火山。南に約3km離れた本(もと)白根山(2,171m)とともに双子火山といわれ、両山の間には「逢の峰」があり、合わせて草津白根という。現在は活発な火山活動のため白根山登山と湯釜周辺の散策は禁止され、本白根山のみ登山可能だ。

●湯釜と弓池

ロープウェイ駅から急カーブを切りながら一気に標高を上げる。白根レストハウスの広い駐車場に着く。
ここにはエメラルドグリーンの湖水をたたえた「湯釜」と呼ばれるカルデラ湖と湿生植物やカルガモのいる「弓池」があり、白根山のハイライトともいえる地点だ。

白根山頂上のカルデラ湖
白根山頂上のカルデラ湖
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湯釜へは駐車場から徒歩で約10分登る。整備された歩道に観光客が列をなす。とくに紅葉時期の週末は人で埋まるという。

決してゆるい坂道ではないが、観光バスのガイドにつれられたお年寄りの数の多さにも驚くが、その誰もがしっかりした足どりで登り、湯釜の色彩の美しさに歓声を上げ、生き物も何もない荒々しい山肌に驚嘆する年輩者たちの感性豊かな表情に感動!

湯釜は世界で最も強い酸性湖だ。周囲300m、水深約30m、繰り返し噴火が続いてできたカルデラ湖周辺には一木一草も生えない薄い褐色と白い山肌を見せている。
湖水の色は天候によって乳白色から薄水色、エメラルドグリーンへと何色にも変わるという。

歩道周辺はナナカマドが群生し、真っ赤な実はひときわ美しい。
色づいたナナカマド
色づいたナナカマド

○弓池

弓池
弓池
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駐車場から国道をはさんだ反対側にある火口湖の一つで、周囲約800mの池だ。一帯は湿原植物や高山植物の宝庫だ。

微動だにしない澄んだ湖水にカルガモの泳ぐ波紋だけが長く尾を引いていていた。弓池の他に明治の噴火でできたという小さな池などがあり、これらの池や高山植物を眺める散策の木道がある。

取材時はまだ秋浅く水面に映る見事な紅葉は見ることができなかったが、日本風景の名画の世界を十分想像できるものだ。

これより渋峠を越えて湯田中温泉へと走るのもよし、県道60号線で山田牧場、五色温泉などを経て山田温泉方面に抜けるのもよし。
いずれ劣らぬ紅葉の名勝であり、湯量豊富な温泉地だ。しかし、草津温泉に宿をとっているため、万座ハイウェイ(有料)で長野原町へと向かう。

●万座温泉

草津白根山の西、標高1,800mの高山温泉だ。江戸末期には湯宿ができ、湯治客で賑わったという。
荒々しい山肌の中に湯畑もあり、80度もの湯が湧き、27種類もの泉質を持つ。強い硫黄の臭いが鼻をつく。残念ながら今回は先を急いでパスしたが、酸性硫黄泉で、草津同様万病に効く温泉と聞けば、近い内に万座温泉特集で紹介したいと思う。
紅葉の秋が終われば、スケールの大きいスキーが楽しめるところでもある。

万座温泉
万座温泉
万座も次第に開けてきた
万座も次第に開けてきた

万座ハイウェイは万座温泉から一気に下る。展望はきかないが、紅葉の樹林帯の中をくねくねと曲がり下る。
長野原から六合村までは国道292号線を走る。国道沿いにある六合村「冬住みの宿資料館」(「紅葉のアルペンラリーコース周辺を走る(1)」を参照)手前から小雨林道へ。
たった5kmの何もない道だが、かつて草津温泉で働く人々が往復した道をゆっくりと辿ってみた。いまでは冬はスキー客を集めて賑わう温泉も、明治の初期までは宿を閉め六合村へと下り、長い冬を「冬住みの宿」で過ごした。温泉で働く人々のさまざまなドラマがあったであろう小道はいまは対向車にも出会わない静かな林道である。



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取材:2003年9月