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草津温泉と白根山(1)

ドライブライン

湯もみの実演 「♪草津よいとこ一度はおいで……」の草津節の歌で知られる草津の湯は日本一ともいわれる湯量を誇るばかりか、その泉質のよさでも日本一と地元では自慢する。海抜約1,200mの草津温泉から標高2,160mの草津白根山周辺の自然は四季を通して豪華な色彩に彩られる。
春は石楠花の花やスズランが咲き乱れ、新緑の高原には鶯の声が澄み渡る。夏には絶好の避暑地となり、秋にはあたり一面を紅葉が織りなす錦絵の世界。そして粉雪舞う季節はスキーを満喫できるばかりか、そこには常に人々の身も心も癒してくれる6つの源泉かけ流しの天然温泉がある。
この草津温泉は遠い昔から武将や庶民まで愛されてきた数多い日本の温泉の中でも、とくに有名な温泉である。

草津温泉の名は誰でも知り、また多くの人が訪れたところでもあるが、ここでもう一度草津温泉の湯を浴び、雄大な白根山から万座温泉を抜けて再び草津に戻るドライブコースを辿ってみよう。


サムネイル1 サムネイル2 サムネイル3 サムネイル4 サムネイル5 サムネイル6

ドライブライン

<コース>
関越自動車道 藤岡JCT−上信越自動車道−軽井沢IC−(国道146号線)−長野原町−(国道292号線)−草津温泉−白根山−万座温泉−(万座ハイウェイ)−三原−(国道144号線)−長野原町−(国道292号線)−六合村−草津温泉
軽井沢より約180km

関東からの場合軽井沢経由より関越自動車道渋川ICより国道353号線から145号線経由で草津へ入る方が距離的には少し近いが、軽井沢経由を選んだことは、自動車道からの妙義山美しい景色が眺められること、また軽井沢駅近くから紅葉時には見事な彩りを見せてくれる北軽井沢の落ち着いた風景が楽しめるからだ。また渋川・沼田からの国道(通称長野街道)はトラックの交通量が多いので避けた。

ルート付近のリンクポイントをクリックしてみてください

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●草津温泉

日本武尊や行基、源頼朝の開湯伝説をもち、「曽我物語」や「吾妻鏡」など鎌倉時代には既に草津にはその名が残るほど古くから人々に愛されてきた。

草津温泉街
草津温泉街
日本最大の湯量と優れた万能治療効能を誇り、戦国時代には多くの武将が湯治に訪れたという記録も残る。さらに江戸時代には文人、歌人、武人から庶民まで年間1万人を超える人たちが湯治に訪れたという。また徳川八代将軍吉宗が草津の湯を江戸城まで運ばせたといわれている。
近代になって草津独自の入浴法である「時間湯」がドイツの温泉研究の訪れた医学者ベルツ博士も、その治癒効果を認めたほどだ。

○草津名物の「湯もみ」と「時間湯」

高温である源泉湯の効能を水で薄めず湯の温度を下げるために考え出されたものが「湯もみ」だ。長さ1.8mの幅の広い板で湯をかき混ぜ48度ほどまで温度を下げる。
その湯を桶に汲みとり、約30回ほど頭にかけた後3分間と時間を区切って入浴するのが「時間湯」だ。

ふつうは入浴温度は42度前後だが、「時間湯」では48度とかなり熱いため、刺激が強く、“湯長”と呼ばれる人の号令で大勢の人が一斉にはいる。
いまではこうした入浴は一般のところではほとんど行われていない。
この草津名物“湯もみは”「熱の湯」といわれる源泉の湧く小屋の中でアトラクションとして行われている。
/問い合わせ 草津観光協会
  TEL 0279-88-0800、料金 500円
湯もみの実演
湯もみの実演

現在はこの「時間湯」を体験出来るのは「湯畑」からほど近い「千代の湯」で、アトピーなどの皮膚疾患などの病気を持つ人の予約制のみとか。その他「地蔵の湯」にもある。これより温度が少し低い46.5度の湯で「時間湯」が体験できる町営の「大滝の湯」がある。(あとで体験談もある)

湯畑横の足湯
湯畑横の足湯
湯畑は湯の花を濾過、湯温を下げるためにある
湯畑は湯の花を濾過、
湯温を下げるためにある
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温泉街の中心部は草津温泉のシンボルである「湯畑」と呼ばれる湯量豊富な大源泉だ。幅20m、長さ60mの広い場所から55度の大量の湯が湧出する。その湯を通す幾筋もの樋に湯を流し酸化した硫酸水素が沈殿、硫酸化合物を採取したものが草津温泉名物の“湯の花”として売られている。噴出する湯に含まれる硫酸化合物をそのまま流すと各旅館に引かれた湯の管が詰まるという。
長い樋を伝わって滝となって豪快に流れ墜ちる「湯滝」は草津温泉のハイライトとでもいえよう。エメラルドグリーンの滝壺はもうもうと湯気を上げている。夜はライトアップされ周囲にはゆかた姿の温泉客がそぞろ歩く。

豊富な湯は草津の自慢
豊富な湯は草津の自慢
湯畑から流れる湯
湯畑から流れる湯
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温泉街にはこの「湯畑」を囲むように130軒余の旅館やホテル、みやげ物屋、温泉饅頭屋が立ち並ぶ。5つの泉質の異なる源泉を持ちそれぞれの源泉から湧く湯は無料、有料を含めて18ヶ所の町営や旅館組合の管理する共同浴場がある。これらの湯を楽しむにはマナーをしっかり守りたいものだ。

5つの源泉は「湯畑」の西から約92度の沸騰点に近い温度の万代、をはじめ西の河原、白旗の湯、湯畑、地蔵の湯と約55度という高温の湯が沸く。多少の泉質は違っても強い酸性でその効能は皮膚の慢性疾患、打ち身、肩こり、筋肉痛、慢性消化器疾患、美肌、慢性婦人病といった病に良いとされている。

○共同浴場

18ヶ所もある共同の湯すべてを紹介できないが、3日間で7つの湯に入ってきた。一般に小さい共同の湯は源泉そのままだから温度は熱めだ。

白旗の湯
白旗の湯
関の湯
関の湯

白旗の湯
「湯畑」に一番近く、その湯は源頼朝が開湯したという伝説の源泉とほぼ隣合うところにある。草津でも質のよいといわれている湯で人気がある。

関の湯
白旗の湯と源泉は同じとか。やわらかい湯だが、家庭風呂より少し大きいほどの湯船で脱衣所も二人くらいしか入れない。

千代の湯
千代の湯
煮川の湯
煮川の湯

千代の湯
老舗旅館の建ち並ぶ温泉街の雰囲気を残す滝下通りにある。共同浴場の大半は家族風呂を少し大きくした程度で、ここも同じ。源泉は湯畑と聞いた。

煮川の湯
滝下通りと地蔵通りの合流点にある。源泉は地蔵の湯だ。近くには“時間湯”が楽しめる「地蔵の湯」もある。

睦の湯
睦の湯
いい湯がたっぷり。睦の湯内部
いい湯がたっぷり。睦の湯内部

睦の湯
街の中心部から少し離れた場所に「恵の湯」、「こぶしの湯」と3ヶ所ある。湯船は中でも広くゆったりとしている。

西の河原露天風呂
自然に囲まれた約500m2の大露天風呂だ。湯畑から徒歩10分。西の河原公園の中にあり、あちこちから湯が湧き河原に流れ出ている。昔はこの河原をせき止めたりして湯を楽しんだが、15年ほど前に大露天風呂が造られた。
これからは紅葉の林に包まれ、夜は満点の星の下、開放感たっぷりの贅沢な風呂だ。1分間にドラム缶2.5杯という豊富な湯量だが、適度の温度に下げるため、真水を加えているのだと管理人の話だった。効能は薄らいでもリラックス度は最高だ。
/料金 500円、TEL 0279-88-6167

西の河原の滝は湧き出た湯だった
西の河原の滝は湧き出た湯だった
西の河原大露天風呂
西の河原大露天風呂

川に自噴する湯
川に自噴する湯
西の河原はお湯がいっぱい。昔はここが野天風呂だった
西の河原はお湯がいっぱい。
昔はここが野天風呂だった


ベルツ温泉センター
まだオープン2年目の草津国際スキー場のエリア内に建つ大型温泉施設だ。
大展望風呂が自慢。天井から一面のガラス張りの浴槽の窓から春は新緑、夏は緑、秋は紅葉、そして冬は一面の銀世界と四季の織りなす彩りを眺めなからの入浴は、まさにリフレッシュ・タイム。マッサージ室、和風の休憩所、軽食喫茶も完備している。
もう一つの自慢はラウンジのソファやテーブルがイタリア製ということ。
/料金 900円、TEL 0279-88-1026

ベルツ温泉センターと巡回バス
ベルツ温泉センターと巡回バス
ベルツ温泉センターの展望風呂
ベルツ温泉センターの展望風呂

大滝の湯
木造造りで天井の高いゆったりとした大浴場、大きな窓の外は露天風呂だ。またマッサージ効果の高い打たせ湯もある。
とくに人気でぜひ経験したい“あわせ湯”は地下にある。湯温の異なる5つの浴槽があり、ぬるい順にめぐる。一番高温の湯は46.5度だ。

微温湯好きの取材者は46.5度には足を入れることさえできなかったが、湯もみの板で「草津節」を口ずさみながら“湯もみ”を5分ほどしたら一気に肩まで入ることができた。ただし、3分などとても入っていられなかった。
しかし、3分以上も平気で入っている人もいて、体感の個人差の違いを発見した思いだった。体験感想としては、湯上がりのサッパリ感がクセになりそうだった。
/料金 800円、TEL 0279-88-2600
大滝の湯
大滝の湯

その他、湯の楽しみ方は沢山ある。民営の大型温泉施設も3ヶ所あり、“和風村”といわれる老舗旅館の内湯めぐりもある。草津は楽しみ方や味わい方の奥の深い温泉である。

●四万温泉

草津の帰路、渋川ICに向かう途中、寄り道した。草津から山を一つ隔てた東にあり、国道353号線のほぼ行き止まりにある。
ここには江戸時代から300年以上も続いた温泉宿「積善館」がある。朱塗りの橋の先にある昭和5年に建築された木造3階建ての建物は文化財に指定されている。

四万温泉・積善館
四万温泉・積善館
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積善館の湯
積善館の湯

昔ながらの湯治場の風情が色濃くのこり、自噴する湯は豊な湯量を誇り蒸し風呂もある。料金は一泊2食5,500円(食事は弁当)の湯治の雰囲気で泊まる部屋から1万8,000円のこだわりの部屋まである。
/問い合わせ TEL 0279-64-2772



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取材:2003年9月