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海外ドライブワンポイントアドバイス

フランス

パリをはじめ都市でもっとも気をつけなければならないこと、それは駐車場の問題だ。
一般的には路上での違法駐車はあたり前のようにおこなわれているフランスだが、最近は取り締まりがとっても厳しくなった。また、路上駐車はほとんどが有料だ。路上にPAYANTと書いてある場合は、必ず駐車券を買って車のフロントに貼っておく。
もちろん規定の時間をオーバーすれば取り締まりの対象となり、罰金が科せられる。違反キップはワイパーなどにはさまれている。罰金額をチェックに換えて郵送する。これを一ヶ月以内に支払わないと罰金が追加されるので注意。たとえレンタカーの場合でもレンタカー会社に催促がいくので逃げられない。とくに レッカー移動のマークのついている場所では取り締まりが厳しいばかりかなんの知らせもないから、レッカ ー移動なのか、盗難にあったのかわからない。この場合、最寄りの警察へ。
このほかにコインをいれる時間制のパーキングがある。また週末や祝日および夜間は無料となるところも多い。

●分かりにくい信号

一般的にヨーロッパの信号機はわかりにくい。信号機は縦で下から青、黄色、赤と並び、青信号は赤より一回り小さい。十字の赤信号は、反対側が赤信号という意味。そのほか矢印のついた信号も数あるが、これらの意味がなかなかわからないものも多い。考えているより交通の流れを見極めて走ること。

●日本人には苦手なロータリー(ラウンドアバウト)

ロータリーの本場はイギリスだが、フランスも多い。代表的なところが パリ凱旋門のエトワールとコンコルド広場。凱旋門から放射状に延びる道は12本。一本の道を間違えても行き先は大きく異なる。あっちから、こっちからロータリーに入ってくる車、そして、出て行く車、一見大混乱のようなのにスムーズにながれる。だが、慣れない日本人にとっては苦労するところ。目的方向を間違えるより、落ち着いてもうひとまわりしながら、車線変更しょう。

●高速道路

高速道路のことをフランスではオートルートという。 オートルートは有料。合理的なフランス人は敬遠するせいか、比較的フランスのオートルートはすいている。オートルートの制限速度は、とくに表示がない場合は130キロ。しかし、実際には一番速い左追い越し車線、つまり、最高130 キロのはずが、普通で140〜160キロぐらいで走っている。ただし数年前から交通規則にポイント制が導入され、また、レーダーを使っての取り締まりもするようになった。旅行者は、やっぱり制限速度を守った方がよい。ちなみにオ ートルートでは2キロおきに設置された電話は警察にしかつながらないということを覚えておこう。

●盗難には気をつけよう

最近は日本でも盗難が多く、その手口も巧妙になってきたといわれるが、それでも日本人は盗難防止には意識が希薄だ。日本から一歩外へでれば、あまりいいことではないが、人をみたら泥棒と思うぐらいの警戒心が欲しい。
車を離れるとき車内の見えるところには、絶対、何も置かない。ということを肝に命じておこう。たとえコイン1枚であろうともガラスを割られることは珍しいことではないのだから。最近、車両にも盗難防止アラームがついているものもあるが、アラームが鳴っても誰も関心を払わないという社会問題までおこっている。車ごと盗まれることもある。駐車するときは、なるべく自分の車より高級車の隣に、というのもひとつの方法かもしれない。

●レンタカーの故障

事故の場合は最寄りの警察および レンタカー会社の営業所へ連絡することは前に述べた。では、故障の場合はといえば、もちろん、営業所に連絡し、指示に従うこと。最寄りの営業所へ自力で走れるのならば問題はないがその場エンコとなると、ちょっと大変だ。フランスのオートルート上の電話は警察にしかつながらない。日本のJAFのような組織は残念ながらフランスにはない。警察の牽引車がきてくれるが料金が高い。また、フランスでは事故や違反などでも裁判になるケースが多い。

●整備工場

故障やオイル交換は普通ガレージと呼ばれる整備工場を利用する。だが、ここは時間もかかるし、料金も高い。そこでよほどの大きな故障でない限り、MIDAS、またはSPEEDYといったチエーン店がある。ガレージの半額以下の料金でその上フランスにしては、仕事もなかなか早い。
ただし、レンタカーの場合は必ず事前に貸渡営業所に連絡を取り、修理の了承を取ること。これを怠ると修理費用の払戻しは受けられない。また払戻しの対象外の修理もあります。

●ガソリンスタンド

ほとんどがセルフサービス。ちょっと見慣れないないのが、クレジットカード使用の機械。使い方は最初にカードを入れ暗証番号を押す。次にガソリンの種類を選んで給油する。給油が終わったらVマークのついた゛ホタンを押すとカードとレシートが出てくる。 ガソリンの種類はいろいろあるが、スーパー97が安全だ。
ガソリンスタンド内にはコンビニがある。日曜日もあいているし、24時間営業のところも多い。ちなみにフランスにはコンビニエンスストアというものがないから、ここを利用するといい。


イギリス

ヨーロッパでは、ここイギリスだけが左側通行で、距離の単位もマイル表示(1マイル=1.6キロ)だ。またイギリスはドイツと並んでマナーの国である。ルール違反の取り締まりも厳しい。


 
●高速道路

モーターウェイ、M表示で示されている。標識もほとんど日本と同じでわかりやすい。通常3車線で左から60、70、80マイルとなっている。

●一般道路

ちょっと意外なのが、結構多い信号機の故障だ。しかもわざわざ故障中という看板まである。こんな看板を作るぐらいなら先に信号機を直せば、と思うのは日本人だからだろうか。日本では見慣れない標識でランドアバウトという時計回りのロータリーを示すもの。起伏に富んだ地形のイギリス、その田舎を走る道は狭く見通しがきかない。こんなところでも、制限速度は70マイル。対向車には十分注意をしょう。

●駐車

当然のことながら駐車は駐車場かパーキングメーターのあるところへ。一見アパートの前の路上などに車が沢山止めてあるが、これは約束ごとで決められた人のスペースなのだ。とにかく違反をすれば、あっという間に違反切符が切られてしまう。もっと恐ろしいことにクランプと呼ばれるタイヤ止めをはめられてしまう。こうなると高い罰金のほかに警察に電話してから、3時間ぐらい待たされる。
違反切符をきられたら28日以内に小切手、または現金で支払う。標識は小さいが重要なことが書かれていることが多い。


イタリア

他のヨーロッパ諸国に比べイタリアはドライブマナーがあまりよくない。だが運転はうまい。とにかく140キロものスピードで運転しながら、助手席の人とおしゃべりに夢中。ハンドルから両手を離して大袈裟なジェスチャー。振り向いて後部座席の人とも議論をする。他の車に十分注意をしながら走ろう。

●高速道路

アウトストラーダという。有料。入り口で自動販売機での切符を受け取り、出口で料金を支払う。支払いは現金とプリペードカードがある。支払いブースが分かれているので気をつけよう。制限速度はよく変わるが、追い越し車線で140〜160キロぐらい。

●一般道路事情

歩行者は信号を守らなくても車は守る。ただし信号が赤でも右折する人が多い。でもやっぱり信号は守ること。大きな街の大きな交差点では信号でとまると目の前にさっと現れるのが物売り(たばこ、新聞、花)窓拭きとたいていは子どもたちだ。いらなければ、人差し指を横に振りハッキリ「ノー」と言おう。

●ガソリンスタンド

どこの国でもみられる普通のスタンドと路上に2台ぐらいのタンクがおいてあるだけのところがある。最近はセルスサービスも増えたが、後者はサービスマンがいる。地方へ行くと3時間ぐらいのシエスタ(昼休み)がある。

●駐車違反

スピード違反に関してはかなり鷹揚だが、駐車に関してはかなり厳しい。特にレッカー車マーク付いた場所は要注意。たとえ短時間でも止めないほうがいい。パーキングメーターは、お金を入れて時間表示の付いたチケットをウィンドーにはる。

●盗難に注意

どの国でも盗難には気をつけたいが、とくにイタリアはカーステレオなどはいうに及ばず、万一、車ごと盗まれても冷静に対処出来るぐらいの心構えを持ちたい。そのためにも保険にはしっかり加入しておこう。


ドイツ

ドイツといえばアウトバーン。このアウトバーンと呼ばれる高速道路は、ドイツ連邦共和国が誇る全長7500kmの快適なドライブウェイだ。また、一部の地域を除いて世界唯一のスピード無制限、文字通りの高速道路だ。ポルシェ、ベンツ、BMWなどが一番左の追い越し車線をウインカーをつけっぱなしではしっている。160キロ、さらには200キロぐらいのスピードでとばしているのもいる。バックミラーにこれらが点のように見えたら、すぐにどくこと。
 
●高速道路のサービスエリア

飲み物やスナック菓子、ソーセージ、パンそれに季節の果物などのある売店があり、緑の多い敷地には木のテーブルやベンチがある。給油はセルフサービスがほとんど。修理工場のあるところもある。

●故障の場合

ドイツには日本のJAFに似た救援組織ADACがある。連絡は電話だが、高速道路では定期的に監視車が通るので、待っていることもできる。

●一般道路の交通事情

規則の民族らしく、ルールはよく守られている。また違反に対しての取り締まりも厳しい。たいていの信号機にはカメラが取り付けてあって、違反車には容赦なくシャッターが押される。ネズミ取りも多い。違反通知は罰金支払書とともに郵送されてくる。

●シートベルト

ヨーロッパではシートベルトは義務づけられている。ドイツではシートベルトを着用せずに事故を起こし負傷あるいは死亡した場合、保険支給額がカットされる場合がある。後部座席も同様だ。またドイツでは小さな子どもを助手席に乗せてはいけない。後部座席にチャイルド・シートをセットして子どもを乗せる。走行中のドアロックは禁止。万一の事故の場合救出に時間がかからないため。

●ガソリンスタンド

基本的にはセルフサービス。ガソリンの種類を選び、ボタンを押すと入れた金額の分だけガソリンがいれられる。満タンになってもおつりは出てこないので、お金は少な目に入れること。


北欧の国々

デンマーク、スウェーデン、ノルウェーのスカンジナビア諸国、そしてフィンランドを加えた4つの国は、さまざまな共通点を持つ。たとえば郊外へでた場合昼間でもヘッドライトの点灯が義務づけられている。シートベルトはドライバーと助手席だけではなく、後部座席も着用しなければならない。

●高速道路

高速道路はあまり発達していない。わざわざ高速道路をつくらなくても、都会を一歩でれば民家も少なく自然の中を立派な道路が続く。交通量も少ない上に最高制限速度も100キロだ。高速道路は無料。ノルウェーは人口の数ほど山がある、といわれるほど山の多い国だ。切り立った岩山の下は深いフィヨルドを縫うように狭い山道が続く。腕に自信があって、その上たっぷり時間のある人向け。ただし景色のよさは抜群だ。

●交通違反

ルール違反にはとても厳しい。違反者には容赦なく高額の罰金が待っている。もし罰金を払わない場合は、車を没収されることもある。駐停車に関してもきびしく、また3分以上のアイドリング停車も禁止。


ヨーロッパでレンタカーの運転中に事故に巻き込まれたら

●万一、事故に巻き込まれた場合

  1. 安全な場所に避難するか、後続車への安全を確保します。
  2. 怪我人のいる場合、救急車を呼びます。
  3. 貸し渡し書のファイルホルダーに記載されている出発の営業所へ連絡し、係員の指示に従ってください。また、警察にも連絡します。
  4. 事故後24時間以内に所定事故報告書を作成し、最寄りの営業所へ提出します。

●事故後にメモをとること

  1. 時刻(月・日・曜日・時分)
  2. 場所(可能な限り詳細に)
  3. 天候
  4. 相手の免許証(氏名・住所・免許証番号・生年月日・目の色)
  5. 相手の電話番号
  6. 相手のナンバープレート・登録年月日、車種、年式、色など確認できる限り詳細に調べる。
  7. 相手の会社名
  8. 車の被害状況
  9. 証人・目撃者に協力を依頼、その人の住所・氏名・電話番号を確認

事故が起きた場合、事故の責任をけっして認めず「I am sorry」とは言わないこと。自分の非を認めると、あとで自分が不利な立場に追い込まれることになる。可能なら、カメラで現場写真を証拠として撮っておくこと。言葉で説明する必要もなく十分な証拠物件となる。