北緯38度47分、西経9度30分、ユーラシア大陸の西のはずれ。
「ここに地果て、海始まる」とポルトガルの詩人カモインスが詠んだ詩の一節が、岬に立つ十字架の石の塔に刻まれている。岬の先端は高さ140mの険しく切り立った断崖だ。手摺りで囲まれた展望台から、雄大な大西洋を望む。だが、展望台を少し離れると、そこには柵も手摺りもなく、足元から崩れそうな小道がついている。足がすくむような140mもの断崖の下には、岩肌に白波を立てて砕ける波が見下ろせる。
こうして大西洋からの風を受けながら、岬に立っていると、地球の丸味を帯びてどこまでも広がる青い海の彼方に向けて、大陸をめざした人々の姿が浮かんでくる。
(小道は好奇心に駆られた人々が踏み固めたものであり、強い風にあおられて危険でもあるので注意したい)
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岬には観光案内所があり、ここで「最西端到達証明書」を発行してくれる。 料金は5ユーロ(約700円)と10ユーロ(約1,400円)の2種類がある。
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