ギリシャ1・コラム



新空港建設

アテネはいま2004年のオリンピック開催を前に現在の手狭な空港から新しい空港を建設中だ。
場所はアテネ市街より約30km東の町スパタ(Spata)に、完成は2001年の予定。最新のテクノロジーを駆使し、最高1日600機の発着が可能という大規模な空港だ。



ギリシャ神話

神話とは文字通り「神」の話、ギリシャ語の物語「ミトス(mythos)」の意味だが、必ずしも神に関する話だけではない。宇宙の生成や神々の物語のほか叙事詩や悲劇に詠われる英雄伝説、儀式、風俗習慣の由来などさまざまなものが含まれている。
これらの伝説がいつごろ成立したかは不明だが紀元前800年以前にはその中核が出来上っていたといわれる。
ホメロスの“イリアス”“オデッセイア”の二大叙事詩にオリンポスの神々を中心とする神話の世界がほぼ描き上がっていた。その後も多種多様な話が加わり伝承され、前2世紀にはこれらの膨大な物語をまとめることも行われた。こうして長い年月を経て発達したものである。



古代建築

紀元前7世紀半ばから前5世紀の初めまでのアルカイック期には、神殿建築も盛んになる。初期ドリス式は神殿の柱に飾りのないまっすぐな石柱で、その代表的な例がコリントスのアポロ神殿、オリンピアのヘラ神殿にみられる。
その後エフェソス(現トルコ)のアルテミスの古神殿などにみられる石柱の頭に渦巻状の彫刻があるイオニア式、後期からローマ時代にはその柱頭をアカンサスの葉で装飾したコリント式と呼ばれる柱が生まれる。これをギリシャ建築3様式という。



ネメア ワイン


ワイン製造はもともとギリシャで始まったという。クレタ島では紀元3000年ごろにはすでにワインが造られていたというのだから、ワイン王国フランスもずっと後世の話。
ネメアは紀元前16〜14世紀のミケーネ文明発祥地とは10kmほどの距離であり、またぶどうや酒の神ディオニッソス(バッカス)神話のふるさとデルフィともそう遠くないアルゴス地方で、昔からのぶどうの産地である。
盆地に一面に広がるぶどう畑。収穫期を迎えた10月、たわわに実った大粒のぶどうのなんて甘く、こくのあることか。小さな町にワイナリーもいくつかあり、訪ねれば試飲をさせてくれるし、もちろん買うこともできる。
また、ギリシャには松ヤニが溶け込んだ独特の味と香りの白ワイン、レツィーナがある。ギリシャ人の好物だ。



トロの宿

ホテル ネリーイズ(HOTEL NELIY'S)
TEL 0752-59212

海に面した細長い3階建てのホテル。全ての部屋は海に面し、広いベランダのすぐ下は白い砂浜と青い海。1階の部屋からはそのまま海へ。
シーズン中は長期滞在者が多い。部屋にはシャワーとトイレはもちろんのこと、小さなキッチンと冷蔵庫、コーヒーホットやナベ、わずかだが食器類も揃っている。部屋の内装、調度品は木製で、室内は広く清潔。
一泊(ツイン)1万ドラクマ(約5,000円)。6月〜8月のシーズン中は、ギリシャのホテルのほとんどが2割ほど高い。



ヘレニズム時代

ギリシャ北方のマケドニアに生まれたアレクサンドロス王(前356〜323)の東方遠征とその大帝国の出現の結果として、ギリシャ文化(美術)は、これらの全領域に展開。古典的な端正さ典雅さを失い普遍的だったギリシャ美術は個人的、現世的へと変化しながら、ギリシャ美術の版図を著しく拡大していった。しかし約200年後にはローマに敗れ、ローマ時代へと歴史は代わる。