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アルプスへの旅

パリからシャモニーへ

パリのド・ゴール国際空港では、日本から予約しておいたレンタカーが待っている。手続きは簡単、国際免許証に予約確認書を提示。ドライバーがふたり以上いたらその人達も一緒に国際免許証を提示することを忘れずに。保険はフルカバーがお勧め。万一のことを考えておきたいもの。

スタートする前に目的地へのルートをしっかり調べよう。目的地へのルート沿いの大きな町の名前と、出発地からほど近い大きな町名、それにルートナンバーは覚えておこう。オートルート(フランスで高速道路)の表示板の色は青。国道は緑、県道は黄色、その他は白色と色分けされている。
シャモニーへはA6あるいはA5(オートルート6または5という意味)でディジョン(Dijon)またはリヨン(Lyon)を目指す。




さあ、空港からいきなりオートルートへ。パリからシャモニーまで約650km。車はどれも100km以上のスペードで流れているので注意。ルートの標識に従って流れに乗って走ろう。ルートA6へ出たらLyonへの標識を辿って約350km。マーコン(Macon)よりリヨン行きと別れて、ジュネーブ(Geneve)方面へ。そのままオートルートはジュネーブへと続いているが、時間があればこのあたりから一般路をドライブすることを勧めたい。なお、スイスへ入るとオートルートはその名もドイツ語のアウトバーンとなり、スイス入国時に40スイスフランを支払ってステッカーをもらう。スイス国内の高速道路は有料で年間40フラン。ただし、1日でも同じ。

高速道路をおりて国道N85を経てN206をジュネーブへ。マーコン〜ジュネーブ間は約230kmと長いので、予定に合わせて国道へ。山あり谷あり、そして川や小さな湖などとともにフランスからスイスへとそれぞれの色とりどりの花で飾られた美しい民家に出会う。またいくつかの村や町を通り抜けながらのドライブは楽しいもの。ジュネーブからシャモニーへの道も、いまでは高速道路で1時間足らずの距離だが、やはり昔ながらの田舎道をのんびり走りたい。
高速道路を走り続けるならば、パリ〜シャモニーは1日コース。途中から一般道路を辿れば一泊二日コースだ。



○シャモニー

正式にはシャモニー・モン・ブランという。標高1,037m。アルヴ川沿いに続く谷あいにあるいくつかの村を合わせた、1万人ほどの人々の住む地域。夏のシーズンをはじめ、クリスマス、復活祭の時期には観光客やアルピニスト、スキーヤーでにぎわう。現在シャモニーを訪れる人々は年間150万人ともいわれ、うち日本人は10万人ぐらいという。

モン・ブランの展望台

●エギュー・デュ・ミディ(3,842m)

シャモニーのハイライト。シャモニーの町から3,842mのエギュー・デュ・ミディ針峰の頂上へ72人乗りの大型ゴンドラが中間駅(2,308m)での乗り換えを経て、その標高差約2,800mを20分で上ってしまう。
頂上の展望台からの眺めは文字通り360度大パノラマ。ヨーロッパの最高峰モンブランをはじめ、ドリュウ、やグレポンなどの針峰群、アルプス三代北壁の一つグランドジョラスから遠くイタリア、スイスアルプスの峰を望む。眼下には雄大な氷河がいくつも広がる。ここからさらにテレキャビンに乗って氷河を越えてイタリア国境のエルブロネルのもよし。
料金 往復175フラン(約15,000円)

●ブレヴァン

シャモニーの谷をはさんで反対側、つまり、モンブランやエギュ・デュ・ミディなどの針峰群を眺める展望台だ。
ブレヴァン行ロープウェイは中間駅のプランプラまでは6人乗りのゴンドラ。そこから大型ゴンドラに乗り換え空中を一気に2,525mのブレヴァン山頂へ。シャモニーから約20分。

はるか眼下にシャモニーの町をはさんで、真っ正面にモンブランとシャモニーの針峰群を眺める。とくにモンブランの中腹からシャモニーの谷めがけて落ち込む豪快なボゾン氷河の眺めはすばらしい。

山頂の岩から張り出して造られたテラス。そのテラスのレストランでワイングラスを傾けながら、日なが1日山を眺めているなどこの上もない贅沢である。
緩やかな斜面なので、帰りは歩いて下山するのもよいだろう。
料金 往復72フラン(約7,000円)

そのほか、いくつもの峰や氷河へのロープウェイ、登山電車があり、それぞれすばらしい山の風景が楽しめる。ただし、夏でもセーターなどの防寒衣が必要、これからのシーズンは日本の冬支度ぐらいはしていった方がよい。また天気のよい日でも午後からは霧が出やすいので、山へ上るのは午前中を勧めたい。

●シャモニーからグリンデルヴァルトへ

シャモニーからマルティニー(Martigny)までの約65kmはフランス側の深い谷あい国境を越え、スイスへ。途中、メール・ド・グラスの氷河やモンブランが見える谷や丘を越え、スイス側の小さな峠に出る。モンブラン山群とわかれ、広い谷あいを走る。点在する村、その家々の窓辺を飾る花々。遠く近くに山の峰。のどかなドライブコースだ。

マルティニーからシオン(Sion)方面へは高速道路へは入らず、そのまま国道9号を約60km走るとゴッペンステイン(Goppenstein)への分岐点へ。ここから左へ8km、列車乗り場へ着く。標高3,293mのアルプスの峠をくり貫いたトンネルだ。列車に車ごと積んで、真暗闇のトンネルを約15分ガタガタと走る。
屋根のない貨車に、乗客はそれぞれの車の中。「サイドブレーキを引き、ギヤをローかバックに入れること」の指示があるだけ。一灯の明かりもないトンネルをかなりのスピードで列車は走る。スリル満点だ。

トンネルを抜け、再び国道に出るとシュピーツ(Spiez)経由でインターラーケン(Interlaken)へ約50km。ここからグリンデルヴァルト(Grindelwald)。次第に深くなる谷あいを20km、ユングフラウやアイガーの麓グリンデルヴァルトに着く。
谷あいのなかに続く狭い道の両側にホテルやみやげもの屋が並ぶ。


駐車場が少ないので、町の中心部を避けたホテルを選ぶとよい。
狭い町なので徒歩で町見物が楽しめる。

●グリンデルヴァルト

グリンデルヴァルトの谷はヴェッターホルン、アイガー、メンヒ、そしてユングフラウと巨大な岩峰の麓、東西約16kmの細長い谷で、標高1,000mほどで、南斜面には広々とした牧草地帯がある。人口はわずか3,800。世界中からやってくる観光客やアルピニストは年間100万人近いといい、うち日本人は3割を占めるという。これら日本人観光客が減ることは、村にとっては大変な損失だとか。長野県安曇村と姉妹村ということも付け加えておこう。



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