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秋一番 紅葉と温泉をたずねて・上州編


秋の長雨も、もうすぐ終わり実りの季節。黄金色の稲穂の刈り入れも済ませた田んぼの向こうの山々は駆け足で紅く色づいていく。やがて山に白い雪が降るわずかな間、山や里は錦に彩られていく。
そこでこの秋、独自にドライブ取材してきましたとっておきの紅葉ポイントと、温泉を紹介。



コース1
上毛高原駅−水上温泉−(県道60号線)−尾瀬戸倉−片品村−(国道120号線)金精峠−中禅寺湖−片品村−沼田−上毛高原駅前
距離 約180km



コース2
上毛高原駅−(国道120号線、通称沼田街道)片品村−(金精峠、いろは坂を経て)日光東照宮−(国道122号線)足尾銅山−渡良瀬渓谷沿いを水沼へ−(県道21号線)沼田−上毛高原駅前
距離 約190km



コース3
上毛高原駅−(国道17号線)−猿が京温泉−三国峠−湯沢−石打−魚沼スカイライン−(国道253号線を経て)六日町−(関越自動車道)で水上−上毛高原駅前
距離 約160km



番外編
取材中に見つけたお薦め温泉宿



上州ドライブ
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(約316KB)


 
上毛高原駅−水上温泉−(県道60号線)−尾瀬戸倉−片品村−(国道120号線)金精峠−中禅寺湖−片品村−沼田−上毛高原駅前
距離 約180km



●月夜野びーどろパーク

上毛高原駅からJR上越線後閑駅近くにあるクリスタル体験工房「吹きガラス」から「ステンドグラス」までガラスアートの制作をベテラン技術者が指導してくるので自分のオリジナル作品が楽しめる。そのほか職人たちの技の見学が無料でできる。世界のガラスの展示や即売もしている。体験工房は800円から。
問い合わせ/上越クリスタル硝子(株)
TEL0278−62−2211

●水上温泉郷

群馬県を代表する温泉の一つ。水上温泉郷は谷川連峰に囲まれ、なかでも谷川温泉は近代的な旅館が立ち並びその数と賑やかさでは一番。南の静かな谷あいで谷川連峰の眺めのよい谷川温泉、山と渓谷の美しいうのせ温泉登山口で保養向きの湯桧曽温泉、そして水上町営の大露天風呂を持つ湯テルメ・谷川の6つの温泉が点在する。

●谷川岳一の倉沢

好天に恵まれたら、登山口駅土合から林道を辿って、マチガ沢、一の倉沢へとハンドルを向けてみよう。
一昔前までは土合駅から登山者が一時間以上もかけて登った道だ。いまは車が通れるようになったとはいえ、対向車とは互いにゆずり合う狭い山道だ。ここは谷川岳の頂上付近から、鋭利な刃物でえぐり取られたような深い谷で、多くのクライマーたちの憧れの岩場でもあり、またその多くの若者たちの命を飲み込んだ岩壁でもある。紅葉の美しさでも名高い。

●天神平

標高1,500m、谷川岳の南に広がる天神尾根の中腹にある台地。紅葉は10月下旬にかけて。谷川岳ロープウェイは土合から。天神平からまたリフトを乗り継いで天神峠や高倉山まで行くこともできる。

●県道60号線片品村へ

奥利根のダム湖といで湯の道。かつては秘境といわれたこのルートもいまは、初夏の新緑、秋の紅葉狩、そして宝川温泉、湯の小屋温泉、洞元温泉へと訪れる人も多い。

●藤原湖

利根川の上流を昭和32年に堰止めて造られた人造湖。夏はボート遊びや鱒釣りなどがたのしめ、これからの季節はあたりのブナ林が紅く染まる。冬は湖面が凍結しワカサギ釣りが楽しめる。

●洞元湖

藤原湖の上流にある人造湖、楢俣川と利根川の合流点にある。ブナの原生林に囲まれたこの湖は、これからの季節湖面を染める紅葉に人々は酔いしれるに違いない。ダムサイトには日本で初めての地下式発電所、須田貝発電所がある。見学もできる。

●奥利根湖

奥利根の湖の中では一番上流にありここにあるダムは首都圏の水を賄う八木沢ダム。そのダムの最大の人造湖。洞元湖より歩いて約1時間。奥深い湖だけに、青空を映す澄んだ湖面はまさにコバルトブルー。ぜひ訪れてみたい湖の一つである。

●宝川温泉と湯の小屋温泉

県道60号線を行くだけで紅葉を楽しめるが少し時間をとって寄り道すれば、温泉と紅葉が一度に楽しめる。
藤原湖を通り過ぎるとすぐに宝川温泉入り口の看板とともに宝川を1kmほどのぼる。そこには一軒家の温泉宿汪泉閣がある。4つの大きな露天風呂からは美しい渓流と見事な紅葉、冬には銀世界の式折々が楽しめる自然の中の温泉だ。
県道へもどって、5kmほど、洞元湖のたもとにある温泉は湯の小屋温泉だ。豊かな自然の中にあり、露天風呂が自慢の宿がいくつかある。紅く染まった木々に囲まれての入浴は、まさに極楽。

●片品村から金精峠

道は狭くカーブの連続だが車が紅く染まりそうな紅葉林の中だからゆっくりと走りたい。尾瀬戸倉から片品温泉を通って片品村鎌田へ。ここから国道120号線を金精峠まで片道30km。別名日本のロマンチック街道、秋はもう一つ、もろこし街道ともいう。
秋は収穫の季節、もぎたてのとうもろこしを焼く香ばしい匂いが食欲をかきたてる。街道沿いに点在する小屋店舗には、とうもろこしのほか、この土地で育った大根やトマトが並ぶ。もぎたての焼きとうもろこしに、冷えた完熟トマトを店先でほうばりながらひと休み。
ヤマメとそばもこのあたりの名物だ。片品村金精峠への道へ入って間もなく、名物料理の店を見つけた。川のほとりのいけすにはヤマメをはじめ、マス、イワナがいつぱい。ヤマメ定食は塩焼きにイワナのさしみがついて1,500円は安く味もよし。
片品村東小川/
TEL0278−58−2538

●丸沼・菅沼

峠へのぼる道すがら、標高1,430mの丸沼を見る。イワナやニジマス釣りで人気の沼で、大正時代から釣り人が多く訪れたという歴史を持つところ。ここから、車で10分ほどのぼったところには、日本でも有数の透明度を誇る菅沼がある。標高1,731m、白根山の噴火で堰止められた、細長く3つにくびれた湖だ。原生林に囲まれた湖は、また紅葉の美しいところでもある。

●金精峠

標高1,430mの峠の展望台には6台ほどのスペースの駐車場も完備。この峠をはさんで群馬と栃木を結ぶ金精道路の無料化に伴い訪れる人も多くなった。峠からの眺めは雄大で、目の前には男体山の勇姿を仰ぎ、眼下には湯の湖や戦場が原が広がる。白一色の雪に覆われる冬を前に色彩の饗宴がくりひろげられる。
このまま、湯の湖へと下り、戦場が原、中禅寺湖、日光東照宮と抜けて行くのもよし。

●吹割の滝

金精峠をまた群馬側に戻り、片品村から約15km、幅30m、落差7m。東洋のナイアガラとも呼ばれている。が、秋は残念ながら水量が少なく、迫力に欠ける。だが、大きく二つに割れた岩盤に、穏やかに流れる片品川の水が飲み込まれていく様も、捨て難い眺めである。とくに、渓谷を一周する約2kmの遊歩道沿いの紅葉狩りは、秋を満喫させてくれる。

●沼田公園

国道120号線沼田方面への道すがらも、古くから知られている老神温泉や、街道から少しはずれたところにある川湯温泉などがあり、泊まるのもよし。ドライブの途中の一風呂もよし。
旅の終わりに時間があれば、かつての真田氏の城下町として栄えた面影を残す沼田公園(沼田城跡)をたずねたい。ここには、国の重要文化財である板葺きの切妻造りの旧生方家住宅がある。


片品村ホームページ
片品村の公式サイト。片品の自然やスキー場、温泉などのレジャー情報へのリンクやマイカー規制の情報、さらに周辺地域情報のリンクも。
ようこそ水上温泉郷
水上温泉旅館協同組合青年部による宿泊、イベント情報。 宝川温泉や湯の小屋温泉の情報もある。
猿ヶ京関所美術資料館
群馬県指定史跡 猿ヶ京関所美術資料館のページ。昔の旅、良寛に関する展示物などを紹介。

取材:1997年10月

※ドライブコースの情報はそれぞれの記事の取材時点のものです。