春に花を咲かせる“春ウコン”、秋に咲くのは“秋ウコン”それに紫がかった花が咲いていたのは“紫ウコン”、それぞれ効能が違う。古くから二日酔いをしないといわれ、肝臓によいといわれているが、現在は病気の治療や予防に効くなどと説明してはいけないのだ。薬草を含めて「医薬品」として認められていないから薬事法違反になるというのだ。だけど、論より証拠、飲めばわかるよと嶺井さんはいった。
一般には春ウコンがいいとされているが、秋ウコンの方がいいんだよ。秋ウコンは栽培が難しく収穫が少ないので、春ウコンの方が市場に多く出回り、業者が沢山売るために春ウコンの方が上等だと吹聴したんじゃないかな?と嶺井さんは苦笑いした。
嶺井さんは今年74歳。輸入品の方が安く大量に出回っているので、石垣島でのウコン栽培はとても採算に合わないから後継者も育たないそうだ。いまは農薬を多量に使ったものや、粗悪品も少なくない、と嶺井さんは寂しそうに笑った。
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