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レンタカーワイド 伊勢・志摩の旅




伊勢・志摩の旅といえば、風光明媚なリアス式海岸と青い海、数あるユニークなテーマパーク、それに豊富な海の幸。見て、遊んで、食べる。もちろん泊まる宿も旅には欠かせないが、ここではホテルやおしゃれなレストラン、また高級料理とは離れて、地元の人が利用している気さくでおいしく安い店、そんなところを見つけてみた。また、土地の旬の素材も地元の人に教えられた通りに紹介しよう。

 
ニッポンレンタカー近鉄鳥羽駅前営業所−松阪駅前営業所

鳥羽のあわび−相差の民宿料理−的矢のかき−大王町の干物と真珠貝−志摩町の伊勢海老とマンボウ−磯部のうなぎ−松阪の松阪牛




●鳥羽

近鉄鳥羽駅周辺には観光客相手の料理屋が沢山あり、情報もなく知らない店に入るのは勇気がいるものだ。そこで町を歩きながら、地元の人に尋ねて教えられたのが「丸萬亭」。町のほぼ中心部にある。旬の魚貝類をメインに会席膳まである。頼んだ料理は値段も手ごろな旬のものの盛り合わせ定食。

丸萬亭
志摩の郷土料理といえば「手こねすし」。もとは漁師が船の上で食べたもの。獲れたてのカツオに醤油をかけ、すし飯に混ぜて手でこねて食べたのがはじまりとか。ねたとだしを効かせた醤油味がその店の料理人の腕のみせどころ。写真は大アサリ、サザエ、ビオキ貝(殻はホタテに似ているが貝柱が大きい)、パーナ貝(ムール貝の一種)を網焼きしたもの。磯の香りがこうばしい。手こねすしと一緒で料金は1,960円。あわびは夏が旬、冬は薦められないそうだ。/TEL0599-25-3012
おみやげに、あわびを買うなら丸伝/TEL0599-25-2159
伊勢海老を買うならみしまや/TEL0599-25-2398

●南鳥羽・相差

夏は海水浴客で賑わう相差は鳥羽一の宿泊施設数をもち、中でも夫が漁師で妻が海女さんの経営という民宿が人気。新鮮な活魚の舟盛り、塩焼き、伊勢海老のバーベキューのコースなど、ボリュームたっぷりでリーズナブルというのが売りもの。平均的な料金でひとり一泊二食付き8,000円からと聞いて、何件もの民宿に電話で問い合わせてみたが、一人ではダメだと断られた。

●的矢

「カキフライ定食」が2,500円と聞いて、「地元なのに随分高いんじゃない?」と思うと、カキフライに殻付き生カキ、それにカキの味噌汁などが付いていた。パールロードの入り口、生浦湾にかかる麻生の浦大橋の袂にあるカキを専門に扱う食堂でのこと。「“的矢のカキ”と言うけれど、わしらのところで獲れたカキのことだ」と店の主人は言う。ここは本浦町である。磯の香りが鼻をくすぐり、大きくて白いプリプリの身が口の中で甘くとろけた。的矢湾には無菌カキの養殖に成功した故佐藤忠勇博士の「佐藤養殖場」がある。どちらのカキも旨い。

カキ料理専門食堂 白い橋
麻生の浦大橋の文字通り白い橋と生浦湾の青い海を見下ろす眺めのよいところにある。田舎の食堂という造りだが、眺めの良さときさくな年配夫婦の店だ。カキ養殖もしているので、頼めばその日水揚げしたカキを送ってくれる。
TEL0599-32-5941

●大王町

大王町波切漁港には、志摩周辺の漁港から揚った魚貝や干物などを売る店がところ狭しと並ぶ。とくに大王埼灯台へ登る狭い道は乾物店の軒がぶつかりあい、磯の香りでいっぱいだ。そんな中で、生物のカマボコ屋がある。新鮮な材料で、その日のうちに作ったものをその日のうちに売ることをモットーとする自家製カマボコ屋だ。値段は300円からという安さに、閉店前に完売してしまう。また、真珠店も多く1,000円のネックレスから、なんと2,000万円の真珠を飾る店もある。
カマボコ屋 田中商店/TEL0599-72-3402

●志摩町・和具


伊勢海老は志摩半島一帯で獲れる海老のこと。昔からお祝いごとには欠かせない大きな海老だ。その味もさることながら、希少価値ゆえもあって高価で、庶民の口にはなかなか入らない。さらに年々漁獲量も減っているとなればなおさらだ。和具は伊勢海老の本場、これから3月までの冬の間が旬。朝7時、冷たい海風が吹く小さな和具漁港では、網にかかった伊勢海老を網からはずす作業がはじまった。ひと網は幅1m、長さが200間(360m)と漁師が言う。その網を一晩で100ぐらいしかけるそうだ。ひとつの網には多い日で10尾。この日は3〜4尾、一尾もかかっていない網もあった。ここでセリにかけられたこの日の目値が全国の基準だと言う。一尾2,500円ぐらいから5,000円という大きなものまであった。浜の卸値でこの値段だから、街道沿いで安く売られているのには注意すること、と漁師が教えてくれた。
地元の人でさえ、漁師でもない限り伊勢海老は簡単には口にできない。ここの人たちはマンボウの酢味噌和えやウツボの干物という珍味を肴に酒を楽しんでいた。

●磯部町

昔は的矢湾の奥深く伊雑浦にうなぎが沢山いたとか。いや、磯部に沼があって、そこにいっぱいいたとか。とは地元の人の話。どちらにしても、磯部は昔からうなぎが有名なところ。国道167号線で磯部の町に入ると、川沿いに「うなぎ」の大きな看板が目につく。昔はうなぎ料理の割烹旅館だったという“川うめ”。2階の部屋はそのまま泊まることもできる。創業が江戸時代というから、タレの自慢は相当なもの。また商標のデザインは、真珠王、御木本幸吉直筆というのも自慢だ。うな重や丼ものはもちろんのこと、うなぎ会席の膳がおすすめだ。予算に応じた料金だが、2,500円(写真)が人気だそうだ。
TEL05995-5-0007

●松阪

江戸時代にアイデア商法で豪商を生んだ松阪は、文明開化の波をも一早く受入れ、早くから牛肉鍋を口にした土地柄。すでに明治初期には牛肉を食べさせる食堂が町のあちこちにあったと言う。そんな老舗が、それぞれ自営の牧場を持ち、牛にビールを飲ませたり、マッサージなどをして味とのれんを競っている。最高級の霜降り肉は、それは旨みのある香りにトロリとした口の中でとろける舌ざわり。確かに「旨い」の一言だが、値段も「高い」。町の中心部にある二軒の老舗和田金/TEL0598-21-1188と牛銀/TEL0598-21-0404は、いずれもスキヤキでひとり7,000〜8,000円。
他にも専門店がいくつかあり、精肉も販売している。


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取材:1997年11月