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レンタカーワイド 伊勢・志摩の旅




古来、神の国といわれる伊勢。その伊勢神宮への参拝の旅は江戸時代からの庶民の夢であった。それは日本の旅の原点でもある。
伊勢参道をそぞろ歩いたあとは、テーマパーク(二見の伊勢戦国村、鳥羽の水族館、志摩のスペイン村)で遊ぶ。鳥羽のあわび、的矢湾カキ、志摩の伊勢海老、そのほか美味しいものがいっぱいの伊勢・志摩めぐりは、まさに日本人の憧れの旅コースのひとつと言えるだろう。

名古屋から伊勢・志摩方面へは速くて便利な近鉄で。特急なら名古屋から終点賢島まで1時間40分ほど。



コース1
テーマパークめぐりとお伊勢参り
近畿日本鉄道松阪駅前発着(近畿ニッポンレンタカー営業所より)

松阪−二見が浦(伊勢戦国村)−鳥羽(水族館)−パールロード−(スペイン村)−大王町−国道260号線で奥志摩、和具−賢島−磯部−伊勢−松阪
一泊二日 約160km



コース2
海辺ドライブと旨いもの探し
ニッポンレンタカー近鉄鳥羽駅前営業所−松阪駅前営業所

鳥羽(大あさり)−的矢湾(かき)−磯部(うなぎ)−大王町(ひもの)−和具(伊勢えび)−松阪(牛肉)
一泊二日 約160km

 
松阪−二見が浦−鳥羽−パールロード−スペイン村−大王町−和具−賢島−磯部−伊勢−松阪




●松阪

朝、新幹線で東京を発ち、近畿日本鉄道に乗り換えて松阪へ着いた時には、既に午後1時をまわっていた。近鉄松阪駅西口、その線路脇にニッポンレンタカー松阪駅前営業所があった。この日はあいにくの天気、台風なみの荒れ模様だったが、用意されていた車(カローラ)はピカピカに磨きあげられ、「気をつけていってらっしゃい」の元気な声に送られて出発。国道23号線を鳥羽へと向かう。幸い雲の動きは早く、走り出すと間もなく雨は小降りとなった。

●伊勢戦国時代村

松阪から約25km、国道23号線と分かれ、五十鈴川を渡と二見町へと出る。ここで「伊勢戦国時代村」の大きな看板に導かれるように右折、伊勢−鳥羽有料道路の袂から駐車場へと入っていく。駐車場のゲートをくぐると、戦国時代の強固な門構えがある。ここが入り口、門前には戦国時代の衣装をまとった従業員が大勢いて、訪れた人たちは戦国時代へとタイムスリップしていく。織田信長の安土城城郭などでは、プロ俳優によるアクションや芝居が行われている。歴史テーマパークとして平成8年にオープンしたばかりだ。
入園料/園内全てのフリーパス5,800円/駐車料金500円/TEL0594-43-2300

●二見興玉神社

夫婦岩で有名なこの神社は、平安時代に行基が開いたと言われている。いまは交通安全、縁結びの神社として多くの人の信仰をあつめている。沖合いの注連縄で結ばれている夫婦岩は興玉神社の御神体で、注連縄は5月、9月、12月と年3回張り換えられる。また、参道にはユーモラスなカエルの置物がある。これは神の使者と言われ、「無事カエル」の縁起ものだ。
問い合わせ/二見が浦観光協会/TEL0596-43-2331

●鳥羽

伊勢・志摩国立公園の玄関口である鳥羽は、温暖な気候に恵まれたマリンリゾート。これからの冬の季節にも、水族館やリアス式の美しい海岸線を見下ろすドライブウェイ、また定期船でめぐる島々の旅などの情緒が満喫できる。ニッポンレンタカー近鉄鳥羽駅前営業所では、鳥羽の観光の見どころを教えてくれる。

●鳥羽水族館

鳥羽の海岸通りにある水族館。海の生物750種をはじめ、約4万もの数の生き物が飼育されている。中でも一番人気はラッコ。愛くるしい顔、その動作、神様はこの世にこんな可愛らしい生き物を授けて下さったのか、と思わず感動。その他ジュゴンやアシカ、小さな魚まで、館内は10の展示ゾーンに分かれている。アシカのショーなどもある。
入館料/2,400円/TEL0599-25-2555

●パールロード

リアス式の入り組んだ海岸線を見下ろしながら走る有料道路。鳥羽市を抜けて間もなくはじまる全長23.7kmの鵜方まで続くドライブウェイだ。丘陵地帯を上り下りするコースだが、途中、鳥羽展望台があり、ここからいくつかの集落とその向こうに大海原の広がりを一望できるうえ、遠方は知多半島まで見渡たせて実に気持ちがよい。鳥羽で泊まった翌日は風こそ強かったが、快晴に恵まれ雄大な眺めを堪能。途中、相差口で一般道路へ出、海女の集落相差へと寄ってみた。夫が漁師で妻が海女という民宿が多く、食い道楽の人には見逃せないところだ。ただし、ひとり旅はどこでもことわられた。4人以上ならば、一泊1万円で食べきれないほどの、新鮮な魚貝類の料理が出されるとか。パールロードはそのままスペイン村へと続く。
通行料1,330円

●スペイン村

伊勢・志摩のテーマパークのナンバーワンは、やはりパルケエスパーニャ&ホテル志摩スペイン村だ。スペインを丸ごと遊んで、食べて、ショッピング。それに南スペイン風の白壁のリゾートホテルに泊まれば、もう本場のスペインにいるのも同然。陽気で明るいイメージは、志摩の土地によくにあう。アトラクション、ミュージアム、お城にグルメレストラン。平成9年3月に新登場したばかりの吊り下げ式コースターからは、絶叫が響きわたっていた。やはり一度は行ってみたいところである。
入園料、園内フリーパス4,800円/駐車場600〜700円/TEL0599-57-3333
宿泊は別途予約/TEL0599-57-3511

●大王町

スペイン村から国道167号線を鵜方へ出る。ここから賢島は目と鼻の先だが、そのまま大王町へ向かう。大王町まで10km足らずの道のりだ。かつての航海の難所だったと言われる大王崎の灯台のある町は漁業の町。太平洋に突き出した岩礁の海は魚介類の宝庫で、海女さんの活躍する町でもある。灯台に通じる狭い路地は地元の海で採れたウルメ、あじなどの天日干しや、あご湾の真珠の店などがところ狭しと並び、売り声が賑やかに響く。旅館、民宿も多く、海岸線の美しい景色と海の幸を求めて観光客が訪れる。

●大王崎灯台

灯台の麓に民営の駐車場があり、この先は車は入れない。500円の駐車料金はいささか高い。みやげ物屋の中を灯台へと向かう。太平洋を見下ろす断崖にたつ白い灯台は昭和2年に建てられたもの。螺旋階段を登って展望台へ出ると、神島や渥美半島が一望できるばかりか、熊野灘、遠州灘と360度の展望が楽しめる。
入場料150円/TEL0599-72-0789

●志摩町和具

真珠のふるさとあご湾を包み込むように延びる半島が志摩町。この町こそ高級えびの王さま「伊勢海老」の本場、と鳥羽の漁師に教えられ、その伊勢海老の水揚げをこの目で見たいと和具へやって来た。そこは一見なんの変哲もない漁港だったが、早朝網にかかった海老の王者の姿を見た時には感激した。収獲量日本一。和具の漁港でせり落とされた値が、この日の全国の値だとも言う。その夜、地元の人たちと一杯の酒。盛り上がったことは言うまでもない。

和具には、海を見下ろす高台に一軒の民宿旅館があるのをはじめ、沢山の民宿がある。料理の出る宿はひとり旅には冷たかったが、そんな中で、一軒だけ民宿でありながら素泊まりOKの宿があった。和具の町外れにある「おしどり」。一泊4,000から。食事は町で地元の人たちの話を聞きながらマンボウの酢味噌和え、うつぼの一夜干しという珍味でゆっくり楽しんだ。
民宿おしどり/TEL05998-5-3223

●賢島

和具から御座へ出てフェリーであご湾を渡り賢島へ行くつもりだったが、フェリーはなく定期船のみ運行と聞き、もと来た道国道260号線を引き返す。近鉄鵜方駅前を抜けて賢島へ。ここは志摩を代表するリゾート地であり、海の幸フランス料理で名高い「志摩観光ホテル」(TEL05994-3-1211)や、一流板前による懐石料理の「賢島ホテル」(TEL05994-3-2247)などの超高級ホテルが美しいあご湾沿いに競い合って建ち並んでいる。 また、46億年の地球の歴史を見せてくれる古代水族館「志摩マリンランド」もある。
入園料1,200円/TEL05994-3-1225

賢島から磯部、伊勢神宮へは国道167号線を北上。鵜方を過ぎて間もなく道は二手に分かれ、標識はどちらも国道167号線とあるが、一方はバイパスで、ともに伊勢神宮へと続く。

●伊勢神宮・内宮

神の国と言われる伊勢。内宮、外宮のほか125の社があり、これらを総称して伊勢神宮と呼ぶ。神路山の麓、五十鈴川の清流と樹木の中に厳かに鎮座する内宮、神祭が天照大神で正式名を皇大神宮と言う。食の守護神であると同時に生活を支えるすべての産業の守り神でもある。五十鈴川にかかる宇治橋をわたり、玉砂利を踏んで参道を歩く。正殿までゆっくり歩いて15分ほど。その木立の間には、神楽殿、御稲御倉などの諸社殿が並んでいる。鬱蒼とした老木の中を玉砂利を踏む音だけが響く。

●伊勢神宮・外宮

内宮から約6km伊勢市寄り、天照大神の御饌(みけ)の守護神・豊受大神宮で、米作りをはじめとする農業や産業の神様として広く庶民に親しまれている。一の鳥居、二の鳥居をくぐり神楽殿に入る。内宮と比べて全体がこじんまりとしており、正宮への道のりも近い。昔から外宮から内宮へ参拝するのが正式と言われているが、外宮への参拝者は少なく、静かで、外宮へ通じる道にも土産屋は少ない。

伊勢市から松阪への道は、広い国道23号線と県道とが平行して走っている。県道の方は近鉄松阪駅側へと入って行くので、レンタカーの営業所に車を返却するのは便利だ。ただし、市内のみどころはJR側。松阪は、江戸時代に「現金掛け値なし」の商法で流通革命を起こした松阪商人の町であり、いまはスキヤキ肉の代表的高級肉、松阪牛の産地でもある。

●松阪城跡

天正16年(1588)蒲生氏郷が築城、現在は石垣だけが残され、公園として市民の憩いの場となっている。公園内には歴史民俗資料館などがある。
御城番屋敷 は江戸時代城の警護にあたった紀州藩士20人とその家族の住んだ屋敷。いまもここで子孫たちが暮らしている。
松阪もめん手織りセンター
 江戸時代松阪商人によって江戸に広められた木綿の縞模様は、その斬新さが江戸っ子にもてはやされたと言う。三井高利(のちの三越)の旧屋敷もある。


伊勢神宮
伊勢神宮に関する情報をはじめ、周辺の見所や食事処、伝統工芸品、関連リンクなどを幅広く収集。インターネットでの参拝もできるってホント!?
鳥羽水族館
鳥羽市のホームページ。鳥羽市のイベント情報の他、鳥羽水族館の生き物たちにも会える。
志摩スペイン村
開閉園に関する詳細な情報、イベントやエンターテイメント・チケットガイドなどの情報を満載。
志摩ホームページ
志摩に関する情報のページ。地域情報をはじめ、宿泊・レジャー・交通・イベント情報などを網羅している。

取材:1997年12月