「般若山 法性寺」駐車場から二階建ての山門をくぐり境内を上っていくと木立の中に観音堂を見る。
あるとき、川で溺れそうになった娘に、どこからか笠をかぶった女性が一人乗った一艘の舟が近づき娘を助けた。助けた女性は法性寺本尊の化身だったという。
行基菩薩作といわれる本尊は、冠の上に笠をかぶり舟を漕いでいるという、珍しい観音像だ。
本堂から見上げる奥の院の観音像や大日如来像への道は、険しい岩場だ。秩父の遅い春、まだ雪の残る岩場は危険でとても怖かったと下山してきた若い巡礼者がいった。観音像に手をあわせながら、眺める山々の美しさを語る若者は「心の病からの解放を願って、徒歩で巡礼の旅をしているのだ」といって次の寺へと向かった。
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 法性寺は背後に険しい 修行の岩山がある (画像をクリックすると拡大写真を表示します)
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