ニッポンレンタカーHOME > 旅のお役立ちガイド > ドライブガイド > 花の南房総 フラワーラインの旅

花の南房総 フラワーラインの旅



南房総(2日目)

首都高速川崎浮島JCから東京湾アクアライン−海ほたる−木更津南IC−(国道127号線)−上総湊よりマザー牧場往復−館山(泊)−洲崎−(房総フラワーライン)−(国道410号線)−白浜町−千倉町−(国道128号線)−和田町−鴨川−鴨川有料道路−房総スカイライン−木更津IC−館山自動車道
全行程 約280km 一泊二日


<ルート付近のリンクポイントの地名をクリックしてみてください>



●洲崎灯台

国民休暇村からわずか3kmほど、大きくカーブする手前から細い道へ入る。この房総半島の南西の先端に立つ小さな灯台は、大正8年(1919)に建てられたもの。
対岸にある三浦半島の剱崎灯台とともに東京湾の入り口を守る。灯台には入れないが、敷地内からは富士山、伊豆半島、大島などが一望にできる。また岬一帯では3〜4月はストックの花が一面に咲く。

●房総フラワーライン

洲崎灯台を回れば太平洋の海だ。果てしなく広がる大海原、岩礁に散る白い波は穏やかな館山湾とは一変、荒々しくも雄大な風景の中、可憐に咲く色彩鮮やかな花々に思わず感動する。
ここから白浜町野島崎灯台までの17kmのフラワーラインがはじまる。間もなく海岸の見渡せる道とは別れる砂防林の中、両サイドを季節の花(取材日は菜の花)で飾られたほぼ直線の道が続く。この平砂浦海岸通りの途中には「館山ファミリーパーク」「南房パラダイス」「白浜フラワーパーク」と花を楽しむスポットがある。

●館山ファミリーパーク

一年中季節の花が植えられ花摘みができるというのが、このパークのメインテーマ。春のポピーは人気だ。花摘みのほかハーブ工房、オイル工房があり、ラベンダーやローズマリーでハーブリースやハーブキャンドルづくりから、自分の好きなハーブを選んだオリジナル香水作りなどが体験できる。
入園料400円/TEL 0470-28-1110

●南房パラダイス

千葉県観光公社が運営する植物園。広い敷地にハイビスカスコーナー、ブーゲンビレアコーナー、シダコーナー、バードコーナーなどと熱帯の動植物を集めた10棟の温室がある。
そのほか、蝶館はオオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラなど国内産の蝶十種類300匹が放し飼いにされており、こどもたちの楽しい観察の場でもある。
シンガポールらん館はシンガポール国立植物園と姉妹園となっており、温室内にはシンガポールのシンボル“マーライオン”がある。3月24日から“ふれあい動物広場”がオープンする。
入園料800円/TEL 0470-28-1511
/「南房総花情報」テレフォンサービス 0470-23-0000

●白浜フラワーパーク

国道410号線に入ってすぐ、海辺にあるドーム型の大温室が目印だ。
園内には5棟のの温室とドームの大温室と野外の花壇がある。温室には熱帯の植物が育てられ、野外の花壇には春はポピーやストック、菜の花、夏にはサルビア、ダリアと季節の花が咲き観賞しながら散策したり花摘みも楽しめる。春はポピーが1本15円で買える。
入園料 420円/TEL 0470-38-3555

ここからは白浜の町の中を抜ける国道410号線のほか白浜フラワーパークから海岸線を野島灯台へと辿る道がある。もちろんシーサイドへ向かう。
岩礁の続く波打際は間もなく磯あそびのこどもたちの声で賑わうだろう。そんな光景を想像しながらのんびり車を走らせていると、小さな半島に突き出た野島崎灯台に着く。

●野島崎灯台

房総半島の最南端に立つ灯台は、明治2年(1869)フランス人技師による西洋式灯台だが、関東大震災と第二次世界大戦で破損、現在のものは昭和21年に再建されたものである。直径2.68mのレンズは約32km先まで届くという。高さ26mの展望台へは螺旋階段を上る。視界いっぱいに太平洋を望む。(料金150円)
灯台の下にある公園内には「白浜海洋美術館」があり、個人の館主が日本全国を歩いて集めたという海に携わる人々の工芸品や漁師の生活用具などを展示している。大漁を祝う「万祝(まいわい)」は見て楽しい。
入場料500円/TEL 0470-38-4551

●ローズマリー公園

JR内房線千倉駅から海岸線へ出ると和田町までの約4kmが房総第二のフラワーラインだ。その中心にあたるのが丸山町のローズマリー公園で、南フランス風を演出したハーブと季節の花の公園。
通りからでもすぐ目にすることのできる白い小さな教会風のローズマリーホールはハーブと花の香りがいっぱい。その前庭にはヨーロッパ式庭園にいろとりどりの季節の花(取材時はパンジーが主)が一面に植えられている。3月と9月にはローズマリーが花をつける。入園無料。
公園に隣接する「シェイクスピアカントリーパーク」は平成9年にオープンしたもので、シェイクスピアの生家やゆかりの地を復元したもの。
革職人だった父、妻や子供たちなどの人形でシェイクスピアにまつわる当時の生活を再現している。世界的文豪の生涯を知ることができるところだ。
入園料800円/TEL 0470-46-2882

●鴨川

外房の観光の中心でもある鴨川は、リゾートホテルをはじめいくつものレジャー施設がある。夏の海水浴はもちろん釣りやサーフィンが楽しめる。とくに海の動物たちのショーを見せることで有名な「鴨川シーワールド」は、鴨川の顔でもある。また古くから漁業が盛んだった鴨川の文化と歴史を語る郷土資料館などもある。

●鴨川シーワールド

約400種7,000点にも及ぶ海の動物を飼育する水族館。シャチやイルカのショーのほか、これらの動物と直接ふれあうことができる。
平成10年に新たに完成したロッキーワールドは1,000人分もの観客席があるスタジアムで、アシカやトドの愉快なパフォーマンスが見られる。このスタジアムの地下ではイルカの泳ぐ様子が見ることができる。
そのほか「エコ・アクアルーム」では水の一生を水槽で再現したり、またシャチの大ジャンプが行われたりとアトラクションも盛り沢山だ。
入園料 2,350円/TEL 0470-92-2121

●鴨川市郷土資料館

地元の人々の生活を支えてきた生活用具や工芸品、漁に使われていた小型雑魚舟や漁師が着た刺し子の着物、地引き網で漁をする様子を伝えるものなどが展示されている。30年くらい前までの鴨川の人の生活や海岸の風景と今日を見比べてみるのも面白い。
入館料200円/TEL 0470-93-3800

●勝浦へ

鴨川から国道128号線のバイパスといくつものトンネルを抜けると天津小湊に着く。ここは日蓮聖人が生まれた地。勝浦との中間に日蓮聖人の生家だったという跡に聖人ゆかりの寺「誕生寺」がある。
建治2年(1276)に建造された日蓮宗の大本山で境内には、日蓮聖人像を安置した祖師堂と水戸光圀公によって寄進された十界本尊木像が安置した本堂、それに宝物殿には聖人の幼少像などがある。
この小湊湾鯛の浦には日蓮聖人の唱えたお題目を、波間から現れたたくさんの鯛が食べ尽くしたという。以来、鯛を聖人の生き姿と考えずっと餌を与えて供養しているのだ。深海回遊の鯛が浅瀬にいるとは不思議だが、いまでも遊覧船でその鯛を見ることができる。
遊覧船950円/TEL 0470-95-2318

勝浦海中公園に指定されている入り組んだリアス式海岸線にコンクリートの橋のように突き出した「勝浦海中展望塔」がある。
この周辺は暖流と寒流がぶつかり合うところ。メジナやハコフグアジなどの魚が多く、90種の魚が確認されている。
展望塔は海中へ8mもあり、常時10種類くらいの魚が見られる。太平洋を思いっきり見渡せる海上の展望台やレストランもある。
入場料930円/TEL 0470-76-2955

そのほか、勝浦にはフラミンゴのショーで知られる「行川アイランド」(入園料1,600円)や磯釣り、サーフィンスポットも沢山ある。
また市街から北へ5kmほどのところに「勝浦チロリン村オートキャンプ場」があり、小さい車やテントを持たない人のためにキッチン、ベッド、トイレ、シャワーまで付いたトレーラーハウスも用意されている。
平成10年夏に完成したジャグジー付き天然温泉風呂は贅沢な施設と言えよう。
車一台一泊5,000円(2人)、トレーラーハウス一泊1万5,000円(3人まで)
/TEL 0470-76-3657

●勝浦の朝市

千葉県では銚子港に次いで水揚げ量の多い港町勝浦の朝は漁師やそのおかみさんたちの威勢のいい売り声で明ける。今はキンメダイやスズキ、サヨリとイセエビが旬、真鯛は4月が旬だと教えてくれた。またカツオは2〜3月で、勝浦の初ガツオは日本一早く旨いとも漁師たちは胸を張る。スズキとイセエビの漁獲量も日本一、伊勢エビにあらず“勝浦エビ”と呼び名を変えたいくらいだそうだ。
全体の漁獲量も多く、一年で禁魚期間は6月と7月のたった2ヶ月だけとか。東京のスーパーでは一切れ4〜500円もするキンメダイが一尾1,500円くらいから。
魚と並んで農家の人たちが持ち寄る野菜や花々も新鮮で安い。朝市は場所を変えて毎朝6時から11時まで。水曜日は休み。
問い合わせ/勝浦市観光商工課 TEL 0470-73-1211

●食べる

外房では“なめろう”や“さんが”と耳慣れない名前の料理がある。さて、どんな料理だろうか。
“なめろう”は、季節の魚(あじ、いさき、とびうお、さよりなど)を長ねぎ、しょうが、しその葉と味噌を加えて一緒に叩いたもの。魚の新鮮さが命という地元ならではの漁師料理だ。熱いごはんにも酒のさかなにもよし。旨さのあまり器までなめた、ということからついた名前とか。
“さんが”は、あじやさばなど青みの魚を玉ねぎ、しょうが、味噌を混ぜて叩き貝殻の上で焼いたもの。どちらもすし屋または和食料理屋で食べることができる。800円くらいから。

房総半島の海岸沿いには新鮮で美味しい旬だけの魚を食べさせてくれる料理屋、レストランそれに割烹旅館や民宿が老舗から新しくオープンしたところまで沢山ある。選ぶのに苦労するほどだ。
地元の人の話ではどこも似たようなもの、と言いながら、シーズンの客ねらいの宿や店より一年を通して釣り客相手の民宿などが安くて旨い、と教えてくれた。そんな店の一軒をみつけた。

磯料理“うおまさ”は、鴨川から国道128号線沿い天津小湊、小湊湾を背に民宿も営む小料理屋だ。広い駐車場があるのもよい。焼き魚定食(かさご)1,500円、大きな海老が三本とスズキの天ぷら盛り合わせ定食1,800円。料金は特別安いとは思わないが、材料の新鮮さにはやはり感激だった。

帰路は勝浦から国道297号線を辿って約70km北上し千葉南ICから京葉道路で帰京するルートもあるが、せっかくのドライブなのでいったん鴨川市内に戻って木更津方面への標識に従い鴨川有料道路(約10km、軽150円)、房総スカイラインを北上、木更津南ICから館山自動車道にのるルートをとった。

鴨川有料道路から房総スカイラインを走るルートは景色が良く、特に午前中のドライブがおすすめだ。今回は帰り道のため夕方になったが、逆周りのコースをとれば午前中に走ることができる。
房総のドライブは地図上では近そうに見えても、海岸線はほとんど一本道で抜け道がなく、内陸は細く曲がりくねった道が多いので、これからのシーズンは渋滞も念頭において十分時間の余裕を持って出かけること。

第1日目に戻る



○ニッポンレンタカーの車種・料金

詳しくは車種・料金一覧表をご覧ください。

○千葉県内のニッポンレンタカー営業所

ニッポンレンタカー ホームページの営業所検索で、千葉県内の営業所リストをご覧いただけます。


南房総 安房ネット
南房総の館山にあるプロバイダ。Clickable Mapが優れもの。南房総の情報が充実。
南房総 観光・宿泊ガイド
観光、宿泊情報が充実している。
くじらくらぶ
とりあえず、どんなお土産があるかリサーチを。注文もできる。

取材:1999年3月