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花の南房総 フラワーラインの旅



アクアラインからフラワーラインへ

心浮き立つ春、どこかへ車を走らせたくなる春。そんな人々の気持ちを誘うのは、花の南房総だ。半島付近を流れる黒潮の影響で温暖な気候に恵まれた房総は花の栽培が盛んなところ。道路沿いの畑には菜の花が惜しげもなく黄色の絨毯を広げ、橙色のキンセンカや家々の庭や観光花壇にはポピーやパンジーがその色彩を競う。
都会より一足早い春たけなわの南房総へは首都高速経由アクアラインで東京から木更津まで約1時間。日帰りも可能だが、木更津から南へ向かう国道127号線が一本しかないので、思わぬ時間を要することもある。また春を謳歌し花を楽しむには一泊したい。
ちなみに今年は“面白半島千葉”と題して県では観光年として力をいれている。



南房総(1日目)

首都高速川崎浮島JCから東京湾アクアライン−海ほたる−木更津南IC−(国道127号線)−上総湊よりマザー牧場往復−館山(泊)−洲崎−(房総フラワーライン)−(国道410号線)−白浜町−千倉町−(国道128号線)−和田町−鴨川−鴨川有料道路−房総スカイライン−木更津IC−館山自動車道
全行程 約280km 一泊二日


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●アクアラインを通って木更津へ

東京湾アクアラインが開通して1年、なにより便利になったのが房総半島、とくに外房や南房総方面へのアクセスだ。もともと人気のあるドライブコースだったが渋滞の多い湾岸道路や京葉道路を避け、川崎−木更津間をわずか20分で結ぶとあって、これからの季節一層賑わうだろう。
今回も軽自動車のメリットを活かして、いざ出発。
/料金 浮島−木更津金田間 3,200円。木更津南(館山自動車道)600円。(普通車はそれぞれ4,000円と700円)

午前9時という時間のせいか海ほたるは空いていた。軽い朝食をとりながらガラスの向こうに広がる東京湾を見渡す。春の太陽は海を輝かせ、遠くにはまるで蜃気楼のような高層ビル群がぼんやりと浮かぶ。船が通る、そして飛行機が銀色の翼を広げて飛び立って行く。いつまでも眺めていたい光景だ。(東京湾アクアラインの項を参照)

木更津南ICを出ると道はそのまま国道127号線へと続く。マザー牧場へ行く道は普通は上総湊から東へ12kmほど入るが、国道127号線に下りて間もなく「マザー牧場近道9km」という看板に沿って左折。なるほど近道だが、道は狭く対向車とのすれ違いに気をつけたい。

●マザー牧場

鹿野山(379m)の南西斜面に東京ドームの60倍という広さを持つ観光牧場。牛、馬、羊などの動物に身近に接することができるほか、子ブタのレースや羊の大行進などといったイベント、また乗馬、乳牛の乳搾りなどの体験もでき、子供に喜ばれる施設がいっぱいある。
最近はハーブ園やバンジージャンプなどもオープンし、若者にも人気のスポットとなっている。
コテージやオートキャンプ場の施設もあるので、泊まりがけで楽しめる。
近くには聖徳太子の開基の寺といわれる“神野寺”がある。宝物殿には徳川家光が奉納した仏画がある。
/マザー牧場 入場料 1,500円、駐車料1日700円、TEL 0439-37-3211
/神野寺宝物殿 500円、TEL 0439-37-2351

再び国道127号線へ戻り南へ。春の日を浴びて輝く海辺を走りながらいくつものトンネルを抜ける。これらのトンネル内の多くは狭く、大型トラックや観光バスのすれ違いは大変でその都度最徐行する大型車で長い渋滞にはまる。現在建設中の館山自動車道の一部として今年(1999年)3月28日に開通が予定されている竹岡−岩井勝山間によって渋滞もかなり緩和されるだろう。
東京湾フェリー(久里浜−金谷)の発着地金谷港に立つと白い大型のフェリーが三浦半島へ向かって出港したばかりだった。8kmほど隔てた三浦半島は手を延ばせば届きそうな距離に見える。

富津市周辺の海岸では3月6日から潮干狩りがオープンする。大人はアサリ2kgまで1,200円。こどもは1kgまでで600円。(木更津海岸は3月21日から)

金谷港から1kmほどのところから鋸山へと上る有料道路がある。(駐車料込み700円)
標高329mの鋸山はかつて江戸城の石垣にも使われた房州石の産地で、昭和45年まで切り出されていた採石場である。頂上からは東京湾が一望できる。
頂上より徒歩3分のところには神亀2年(725)に聖武天皇の命を受けて、行基によって開かれたと伝えられている古刹日本寺がある。31mもの高さもある大仏像や境内には1553体もの石仏が並ぶ。拝観料600円。
また国道127号線には「道の駅・きょなん」があり浮世絵の創始者として知られる鋸南町出身の版画家菱川師宣(ひしかわもろのぶ)の作品を中心に浮世絵や江戸風俗の資料を展示した記念館があり、代表作“見返り美人”の像が立つ。入館料500円。
/TEL 0470-55-4061

●富浦町

北隣の鋸南町には海水浴場として知られた岩井海岸があるが、富浦町にも南無谷(なむや)や豊岡、原岡などいくつかの海水浴場がある。
この町は房州ビワの産地として、また「南総里見八犬伝」の舞台でもある。そして今は春、花栽培農家の畑は色とりどりの花々で埋まる。
黄色い菜の花が大地をそめ、無数のビニールハウスの中ではストック、フリージア、チューリップ、さらにはやくも夏の花のやぐるま草が咲いていた。
観光農園では花摘みもできる。入場無料だが、摘んだ花の分だけ買う。花の種類で値段が違うが、ポピーやフリージアは5本100円だった。

●道の駅・とみうら

国道127号線館山バイパス沿いに三角屋根の大きな建物「道の駅」がある。鉄道に駅があるように「道にも駅を」という発想から生まれた「道の駅」は全国的に広がり、最初は観光案内やトイレ休憩所といった簡単なものも少なくなかったが、いまではそれらに加え地元の歴史や民芸品などの紹介から季節のイベントまでと、それぞれのお国自慢の展示や催しなどを開催したりするところも多い。とくに力をいれているのは、地元特産物販売だ。
ここでは、特産のビワを使ったジャム、茶、ケーキ、など食べ物のほか、ビワ石鹸から化粧水などビワグッズがいっぱい。この建物の名も“枇杷倶楽部”という。カフェではビワジュース、ソフトクリームなどのほかビワの果肉の入ったカレーが人気だ。辛さとビワの甘味がまろやかな味を出している。ソフトクリーム付き980円。
/TEL 0470-33-4611

館山市は江戸時代南総の豪族・里見氏が十代にわたって治めた地で、その城跡は整備され、城山公園として市民の憩い場になっている。また昔から漁業が盛んなことから、漁具や漁船を展示した県立安房博物館、海の生物が観察できる水産共同実習所などがある。

●館山のいちご狩り

館山市街から鴨川へ向かう国道128号線沿いに「館山いちご狩りセンター」がある。遠くからいくつもの派手な看板が出ているのですぐわかる。JA安房館野支店内にあり、沢山のビニールハウスを持つ大規模観光農園だ。
甘くて美味しいという評判の館山いちごは5月5日までいちご狩りが楽しめる。だがアクアラインの開通した昨年は訪れる人も多く品薄となったとか。今年もすでに品薄状態で、土、日曜は入場制限することもあるので、来園する人はぜひ電話で確かめて欲しいとのこと。
入園料は3才以上1,200円。30分食べ放題。持ち帰りは売店で別途販売している。
/TEL 0470-22-3173

JR館山駅から洲崎灯台方面へ。館山湾沿いに走る約10kmは静かな海と遠く富士山を望む穏やかな道だ。そのなかでも砂浜の続く風光明媚な海辺りに高級ホテル並みにステキな建物の「国民休暇村」が建つ。

●泊まる

○国民休暇村・館山

南房総国立公園内にあり、平成5年にリニューアルオープンした高級リゾートホテルのようなきれいな宿だ。国民休暇村の特徴は宿泊施設だけではなく、テニスコート、プール、などのレクリエーション施設を備えているところ。晴れた日には都京湾を隔てて富士山が望める。
一般宿泊料金は2食付き8,500円だが、地元の新鮮な魚貝類を使った四季の特別料理コース(1万5,500円)も選べる。部屋よし、眺めよし、料理よし。
そのほか「海草の押し花教室」「サンゴ観察教室」「ステンドグラス教室」など宿泊客が気軽に参加楽しめるものなどがあって、房総でも超人気の宿。
予約は6ヶ月前から受けるが、当日でも部屋の空きがあれば泊まれる。この場合特別料理は望めないこともあるという。
/TEL 0470-29-0211

内房経由で南房総へ行く場合、目安として館山で一泊したい。もし早めについたら、これからの季節は磯遊びも気持ちがよい。また好天に恵まれれば、夕暮れの富士山を眺めてゆっくりとした時間を過ごすのもロマンチックだ。
宿は記事中で紹介した国民休暇村・館山のほか、ニッポンレンタカーと提携する割引料金のホテルから探すのも一案だ。今回取り上げた南房総エリアには南房総富浦ロイヤルホテル(TEL 0470-33-3811)がある。

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南房総 安房ネット
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くじらくらぶ
とりあえず、どんなお土産があるかリサーチを。注文もできる。

取材:1999年3月