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岩手・秋田栗駒山麓の紅葉と温泉(3)

ドライブライン

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ドライブライン

<コース>
北上市−(国道107号線)−横手市−(国道13号線)−湯沢市−(国道108号線)−秋の宮温泉郷−(県道301号線)−川原毛地獄−泥湯温泉−(県道51号線、307号線経由)−稲庭城−小安峡温泉−(県道282号線)−須川温泉−(国道342号線)−平泉−(国道4号線)−一関

ルート付近のリンクポイントをクリックしてみてください

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●栗駒山

奥羽山脈に属し、初夏には山頂付近に駒形の雪形がのこることから、この名がついた。
別名須川岳、大日岳などとも呼ばれている標高1,627mの山である。秋田、岩手、宮城、山形と4つの県境を持つ奥羽山脈の南の広い地域は、栗駒国定公園に指定され、また栗駒山周辺は森林生態保護地域でもある。ブナ林、高山植物、火山性の山岳景観、高原渓谷、湿原と多くの温泉と豊かな自然いっぱいのところだ。
緑、黄、そして赤へ。秋は次第に深まる
緑、黄、そして赤へ。秋は次第に深まる

栗駒峠からの下りも鮮やかな紅葉
栗駒峠からの下りも鮮やかな紅葉
栗駒峠からの下り
栗駒峠からの下り

ブナの森には大木も多い(真湯温泉付近)
ブナの森には大木も多い(真湯温泉付近)
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山の天気は急変、須川温泉付近は霧に包まれ視界を遮られたが、岩手県側へ山を下ると、再び五色に彩られた山や谷の中を車は走る。
急カーブの連続が終わりに近づくと山の色も一息つき、景色は巨木が目立つブナ林に変わっていった。やがて刈り入れたばかりの稲藁が積まれた田んぼが広がった。

ブナの森の紅葉
ブナの森の紅葉
稲を干す
稲を干す

●厳美渓

岩手県一関の石が織りなす渓谷の景勝地。石英安山岩質という岩が、氷河や急流と石の浸食でできた瀬と渕、それに滝などが入り込んだ複雑な景観をなしている。川床は長い年月、激しい水流で石がころがされてできたポットホールと呼ばれる丸い穴なども無数にある。昭和2年(1927)国の名勝及び天然記念物の指定を受けた。

厳美渓は水の穿った岩が見事
厳美渓は水の穿った岩が見事
鉄筋の代わりに竹を使ったコンクリート橋
鉄筋の代わりに竹を使ったコンクリート橋
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この渓谷の上流、国道342号線に近いところにかかる「長者滝橋」は竹筋橋だという。竹筋とは、竹の棒をコンクリートで固めて造った橋のこと。昭和14年(1939)に建造された。一見普通の橋だが、鉄棒を使う部分が竹で造られている。
昭和62年(1987)橋の調査の折、中央部から数カ所の竹の棒の破片が発見され、当時から噂のあった竹使用が本当であることがわかった。この橋以外にも、竹筋橋の話はあっやが、実際に竹が発見されたのは、この長者滝橋だけで全国的にも珍しく貴重なものとされている。

●西光寺〔達谷窟(たっこくのいわや)〕

平泉中尊寺の約3km西にある毘沙門堂。延暦20年(801)坂上田村麻呂が征夷大将軍として蝦夷平定の際、毘沙門天の加護を謝し、京都の清水寺を模して毘沙門堂を建立、鞍馬寺にならい108体の毘沙門天(内28体はいまも残っている)を奉ったのがはじまりという。堂は2回に渡って焼失し、現在のものは、昭和36年(1961)に再建された。
この堂の西側の岩壁には源義家が彫ったという阿弥陀如来(大日如来)の大摩崖仏がある。わずかに頭部と肩あたりが摩滅をのがれているだけだが、摩崖仏の北限として貴重なものである。
/拝観料 300円、TEL 0191-46-4931

達谷窟毘沙門堂
達谷窟毘沙門堂
岩を穿って毘沙門堂がある
岩を穿って毘沙門堂がある
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お堂の横の岩には大仏が刻まれていた
お堂の横の岩には大仏が刻まれていた
今でも日に3度、鐘が突かれている
今でも日に3度、鐘が突かれている

●毛越寺(もうつうじ)

平泉中尊寺に隣接するこの寺は、天台宗の総本山。山号は医王山という。奥州藤原氏二代基衡によって造営された。全盛期には堂塔四十余、禅房五百余もあった。広い庭園は平安時代の庭園の姿がほぼ完全に残り、特別史跡・特別名勝の指定をうけている。堂塔伽藍などは焼失したが、当時の土塁、堂宇、回廊の基壇などを残す。
とくに「遣水」は大きく蛇行しながら園内を流れ、底に石を敷き、石組みを配して、池にそそぐ水の心地よい音や流を演出している。毎年5月に催される「曲水の宴」は、遣水を舞台に平安時代の貴族の優雅な遊びが再現される。
境内には松尾芭蕉の直筆といわれる句碑が建つ。
/拝観料 500円、TEL 0191-46-2331

平泉・毛越寺
平泉・毛越寺
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毛越寺の鐘堂とお堂
毛越寺の鐘堂とお堂

池が美しい毛越寺
池が美しい毛越寺
火災で焼けた寺院の跡が毛越寺境内にいくつもある
火災で焼けた寺院の跡が毛越寺境内に
いくつもある


●高館義経堂

幼少期を平泉で過ごした源義経は、平家滅亡後、兄頼朝に追われ、藤原秀衡を頼って再びここ平泉へと落ち延びてきた。しかし、庇護者であった秀衡は間もなくこの世をさり、頼朝の圧力に屈した四代泰衡はここ衣河館にいた義経を攻めた。急襲をうけた義経は館に火を放ち23歳という若い妻と4歳の娘とともに自害した。その衣河館が建っていたところがこの高館だと伝えられている。
山頂には義経堂と、芭蕉の句碑があり、一段下には宝物館がある。
松尾芭蕉は、この高館を訪れ「夏草や 兵どもが 夢の跡」と詠んだといわれている。

高舘・義経堂。1682年の建立。武者姿の義経が祭られている
高舘・義経堂。1682年の建立。
武者姿の義経が祭られている

高舘の義経供養塔
高舘の義経供養塔

高舘・義経堂からの北上川
高舘・義経堂からの北上川
夏草や…と詠った芭蕉の句碑
夏草や…と詠った芭蕉の句碑

(平泉中尊寺に関する記事は2003年取材「岩手県水沢から陸中海岸へ」の項を参照)



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特別史跡・特別名勝 毛越寺
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取材:2007年10月