古い土管や甕などを埋めた塀や新しいタイルの壁などの小径に、現在は全国から常滑焼きに魅せられてやってきた人たちが、それぞれの工房を持ったり、作品を展示販売をしていて焼き物好きには、楽しい小径だ。また明治以降土管や甕などを焼いていた窯跡にレンガ造りの煙突も沢山残る。
先祖代々この地に住んでいるという老人は「昔は町中が煙に覆われ、なにもかもが真っ黒だった」と話す。「いまは昔ながらの窯はなく、土もない。現在の土は瀬戸やいろいろなところから持ってくるのさ」と真っ黒だったが活気のあった昔の町を懐かしそうに語っていた。
焼き物色付けなど体験できる工房もあり、本格的に陶芸家を志す人には研修制度もある(常滑市立陶芸研究所 TEL 0569-35-3970)。