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「葵徳川三代」ゆかりの地とその周辺2



前編『「葵徳川三代」ゆかりの地とその周辺1』で知多半島周辺をひとまわりした後、名古屋城のお堀端にあるホテルに一泊。翌日はかつて斎藤道三の居城だった岐阜城へと向かう。鵜飼いで名高い長良川ほとりで一休みし、犬山市へ入る。
犬山市は国宝犬山城を中心に「博物館明治村」、「野外民族博物館リトルワールド」、「日本モンキーパーク」とみどころ遊びどころがいっぱい。ここでは戦国時代の歴史だけでなく、テーマパークめぐりもしてみたい。




名古屋−(国道22号線)−岐阜市−(国道256)−金華山(岐阜城)−(国道21号線)−犬山市(テーマパークめぐり)−中央自動車道小牧IC−名古屋
全行程 約90km、1泊2日




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●岐阜城

岐阜市内から国道157号線を金華山へ向かってトンネルをくぐると、長良川に沿ったところに岐阜城が見えてくる。
岐阜のシンボルでもある岐阜城は市内のどこからでも仰ぐことができるが、ここまでくると、こんな険しい山の上に建つ城にあらためて威厳を感じてしまう。
金華山(329m)の山頂に建つ城へは、ここからケーブルカーで上る。片道約7分で上るケーブルカーは15分間隔で運行されている。往復1,050円。
自然林の中、わずかに残る昔の道を垣間見ながら標高を上げる。長良川の流れと岐阜市を眼下に眺める。初夏の新緑、秋の紅葉も素晴らしいところだ。

ケーブルの終点から岐阜城までは徒歩約10分。途中に展望レストランもある。
岐阜城は建仁元年(1201)二階堂行政によって創設され、戦国期の天文3年(1534)斎藤道三が城主となり、美濃平定の拠点として改築された。永録10年(1567)当時織田信長の家臣であった秀吉によって落城。
信長は山頂に天守を築き、麓には館を構えた。その後、関ヶ原の戦いで池田氏により落とされ、廃城となった。復元された現在の城には、武具をはじめ資料などが展示されている。
天守閣からは蛇行する長良川から岐阜市内はもちろんのこと、遠く木曽の山々までみわたせる。
NHK大河ドラマののぼり旗がはためく城内から、ケーブルカーで帰途につく。
かつて織田信長のゆかりの城として栄えた清洲城(平成元年に再建)と合わせて訪れるのも興味深い。

●犬山城

岐阜城から一旦、岐阜市内へ戻りJR岐阜駅脇のガードを越えて南へ約4kmで東西に走る国道21号線へ、各務原市方面へ15kmほどで木曽川を越えると犬山市へ入る。
最初に訪れたのは、名鉄犬山遊園駅近くに聳える国宝犬山城天守閣だ。

犬山城は室町時代末期の建造といわれ、天文6年(1537)織田信長の叔父にあたる織田信康によって現在の場所に移された。その後何代か城主が代わり、元和4年(1618)成瀬正成が城主となって以来、現在も成瀬家の所有で、全国で唯一の個人所有の城とされている。
明治に入ってこの城のほとんどは取り壊されたが天守閣だけは残されたため、現存するものでは日本最古のものとなった。現在は国宝に指定されている。
三重の4階建てで、各階には武具や屏風などの貴重な品々が展示されている。最上階は展望台になっていて濃尾平野や遠く木曽御嶽山まで見渡せる。
/入城料400円/TEL 0568-61-1711

この犬山城を中心に栄えた城下町は、明治村やリトルワールドなどのテーマパークをはじめ、木曽川の豊かな自然や市街には温泉も引かれている。
これから紹介する3つのテーマパークは地図でおおよその位置を確認しておけば、あとは道路上に親切な案内版があるので、それに従って走ればまず迷うことはない。

●犬山モンキーパーク

犬山城にほど近い山の中にある世界中の珍しいサルばかりを集めた動物園と、観覧車やジェットコースターなど約30種類の乗り物が楽しめる遊園地との大きく2つのエリアに分かれた広い公園だ。
とくにサルばかり約100種類、800頭が生活している動物園は誰もが楽しめるはず。
一番人気はやはり類人猿舎のゴリラ、チンパンジー、オランウータンなどで、昼間は堀をはさんだ野外で遊んでいるのが見られる。
また、九州屋久島のヤクニホンザルが放し飼いにされているモンキーバレーも人気だが、長い尾をもつオマキザルや手長ザル、そのほか世界中の珍しいサルたちを見て過ごすのも飽きない。
遊園地と動物園を合わせると敷地が広いため1日たっぷり遊べる。
入園時間及び休日は季節によって変わるので事前に確認のこと。
/入園料1,500円(動物園、遊園地共通)
/駐車場1台1日1,000円/その他乗り物は別料金/TEL 0568-61-0870

●博物館明治村

明治時代の優れた建築技術デザインなど芸術・歴史的に価値のある貴重な建築物を移築保存することを目的に創られた、建造物野外展示博物館。
自然を利用した広大な敷地には、公共の施設から民家まで67棟が展示されている。うち聖ヨハネ教会など10棟が国の重要文化財に指定されている。
銀行、官庁、学校、病院、帝国ホテルの玄関など、ここを訪れる人のほとんどは、その所在地だったところや建物の記憶などはもうないはずだが、なぜか懐かしさを覚えるのだから不思議だ。
よく写真などに登場する西洋館、西郷従道邸(写真)は明治10年にはじめて建てられた洋館で、当時、東京上目黒にあったという。フランス人建築家が設計したもので、調度品もほとんどが舶来品だ。喫茶コーナーもある。
また館内には村の中を走るSL、バスや市電がある。どれも昔を再現した乗り物だ。レストランでは明治の洋食屋が再現されオムレツやコロッケといった昔の味が楽しめる。
もう一つ楽しい体験は明治時代の衣装を着て写真撮影もしてもらえること。希望すれば、その姿のまま館内を散歩もできる。
急いで回っても一日はたっぷりかかるので、そのつもりで計画を立てたい。
/入館料1,600円/駐車料800円/TEL 0568-67-0314

●野外民族博物館リトルワールド

人類の進化・技術・言語・社会・価値の5つのテーマで世界22カ国から移築した家屋と4万点以上の資料の中から常設展示している。これらを最新の展示施設を使って世界の人々の生活をわかりやすく紹介している。
主なものにフランス・アルザス地方の木組みに白壁の田舎風景やドイツ・バイエルン州の外壁画が描かれた民家と天井にフレスコが描かれた教会、2年前移築されたばかりというイタリア南部地域、世界遺産にも登録されたアルベロベッロのとんがり帽子の石積屋根が特徴の小さな家がある。
そのほかインドネシア、ポリネシア、などのアジア、南アフリカ、北アメリカのインディアンのテント住居と興味が尽きない。
館内は周囲2.5kmと広いが乗り降り自由のバスが走っている。これらの移築、復元された家屋やさまざまな施設では、民族芸能や伝統工芸の実演もある。また民族衣装の試着を楽しむのもよし、各国の料理に舌鼓を打つのもよし。野外ホールで定期的に催される各国のショーやイベントを楽しむのもよし。一日で世界一周した気分が味わえる。
/入館料1,600円/駐車料800円/TEL 0568-62-5611

(写真協力:博物館明治村、野外民族博物館リトルワールド)



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取材:1999年12月