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「葵徳川三代」ゆかりの地とその周辺1



いまから400年前、関ヶ原の戦いは戦国時代の終焉であり、また新しい時代を築くための挑戦のはじまりでもあった。
戦乱の時代から徳川300年の安定へと導いた、家康、秀忠、家光、徳川三代の活躍とその生涯を描いたドラマが、はじまる。
NHKの大河ドラマが放映された年には、これらの主人公たちの活躍した舞台は、再発見され脚光を浴び、その年の観光地としての人気が当然のように急上昇する。
ドラマの前編、徳川家康の舞台は静岡、愛知、岐阜県と広い。
今回はドラマのストーリーを追っての史跡めぐりの旅だけではなく、その舞台周辺をドライブしてみることにした。
ここでは愛知県と岐阜県を2コースに分けてご紹介します。




名古屋(市内にてレンタカーを利用)−(東名高速道路)−岡崎−蒲郡−(国道247号線)−南知多町−(知多半島を一周)−常滑−名古屋
全行程 約200km、2泊3日




<ルート付近のリンクポイントの地名をクリックしてみてください>



●岡崎城

家康の生まれた岡崎城(写真)、天守閣を中心に家康産湯の井戸、二の丸能楽堂、家康公遺言碑、からくり時計や三河武士のやかた家康館とみどころの多いところ。
また、春には桜、房が1mにもなる五万石藤やツツジ、秋はモミジが華やかに城内を飾る。
天守閣からは三河地方が一望される。
/入場料 公園内は無料、岡崎城200円
/岡崎市観光課 TEL 0564-23-6216

○三河武士のやかた家康館

徳川300年の泰平の基礎となった徳川家康と家臣三河武士たちの天下統一への苦難の道とその人間像の資料館だ。
順路にそって源氏・足利氏と深い関係のあった鎌倉時代の岡崎から、室町幕府と三河武士、やがて松平氏の譜代家臣の形成と家康出生などがわかりやすく説明されている。(写真は家康産湯の井戸)
さらに6歳で織田・今川家の人質としての苦労の少・青年時代、そして三河の平定、武田氏との抗争から江戸時代の基礎を築くまで、当時の文献、絵画、武具など貴重な資料の展示とともに歴史が語られている。
知性と武勇に富んだ家臣たちの画像は厳しくもユーモラスでもある。
/入館料350円
/TEL 0564-24-2204

●八丁味噌の郷

八丁味噌 は関東人とくに若い人にとっては馴染みの薄いもの。しかし、これが家康と家康を支えた三河武士の非常食として大変栄養価の高い味噌なのだ。
岡崎市を流れる矢作川周辺でとれた良質の大豆と矢作川から運ばれた豊富な塩、豊かな湧き水、これが八丁味噌の原料だ。米や麦を使わず、蒸した大豆を味噌玉にして水で仕込む。大樽に石を積み重しとして3年もの間、天然熟成させたもの。
色は濃く、固いので辛口と思うが、塩分は少ないうえ、植物性の不飽和脂肪酸が多く含まれ、蛋白質もアミノ酸によく分解されていて、消化吸収がよい。保存料の添加物なども一切含まれていないので、まさに自然食の一級品だ。

徳川三代、その基礎を築いた徳川家康の誕生から、長い人質生活、そして桶狭間の戦いを経て岡崎城へ戻り、三河平定。家康と剛健な三河武士の居城をじっくり見学した後は、三河から知多半島へ。

●西浦温泉

岡崎から国道248号線を20mほど南下、三河湾へ。
蒲郡市から西一帯の三河湾沿いは温泉に恵まれ、また夏は穏やかな湾内での海水浴をはじめ、マリンスポーツのメッカとして賑わうところ。
この蒲郡から三河湾を西を少し辿ると西浦半島へ出る。静かな漁村ともいえそうな湾内に続く道は、潮の香りが漂う快適なドライブウェイだ。その半島先端が西浦温泉で広い砂浜を見下ろすように温泉ホテルが建ち並ぶ。
またこのあたりは海釣りの盛んなところで、アイナメ、カレイ、メバルそれにクロダイといた高級魚が釣れる。これからの季節はアイナメ、カレイとか。釣り船宿も沢山ある。それだけにこの温泉宿の魅力は新鮮な魚貝類と知多半島に沈む大きな夕日だ。残念ながら時間の都合で留まることはできなかったが、関東の人には意外に知られていない温泉といえる。
これより10km西にはやはり海沿いに吉良温泉があるが、こちらの方が素朴な感じのする温泉だ。
問い合わせ/西浦温泉旅館協同組合 TEL 0533-57-2195

●三河湾沿い

蒲郡市(がまごおり)、幡豆(はず)、吉良町(きら)、一色町(いっしき)を通る国道247号線の三河湾沿いは、三ヶ根山を中心とする山々に囲まれた自然豊かなところ。
波穏やかな海は、潮干狩り、マリンスポーツ、釣り、それに温泉とグルメと四季を通して楽しめる。また史跡めぐりとしては、吉良町の忠臣蔵で知られる吉良上野介の菩提寺のある華蔵寺(TEL0563-35-0935)。江戸時代の豪商の屋敷、三河木綿江戸送りの総問屋であった旧糟谷邸(TEL0563-32-0018)。
また少し変わったところでは ガン封じ寺 西浦不動(写真)がある。

●知多半島へ

一色町を経て国道247号線をそのまま辿ると衣浦港トンネルを抜けて半田市へ。武豊町への標識に従って左折。武豊町の工業地帯を抜けると河和から南知多町だ。
このあたりから再び三河湾の美しい海と、夏ならば海水浴で賑わう海岸線を辿る。
南知多町は半島の最南端にあり、懐しさがいっぱいの昔ながらの漁師町といった風情がある。さらに先端の羽豆岬の小さな入り江からは、日間賀(ひまか)島や篠島が望め、この島へのフェリーが約10分間隔で発着している。
二つの島は潮干狩りや釣りが楽しめるばかりか、タコ漁の盛んなところで、タコ料理がふんだんに食べられることでも有名。そのほか、渥美半島突端の伊良湖へなどのフェリーも出ている。
岬の公園には駐車場もあるが、休日はいつも満車とか。できれば少し手前の師崎の駐車場を利用したい。

●知多半島西海岸

羽豆岬を伊勢湾側に国道247号線は続く。
この国道沿いもまた温泉に恵まれ穏やかな海岸線は海水浴場としての人気も高い。とくに美浜町の海岸線は美しく、温泉街の白砂の湯に立つ“唐人お吉像”を見ていると、伊豆半島を思い出す。
羽豆岬から大谷あたりまでわずか25kmの距離だが、春の潮干狩り、夏の海水浴、そして秋から冬には、伊勢湾の豊富な魚貝料理と温泉三昧と、楽しみがいっぱい。
若いカップルには内海温泉から5kmほど内陸に入った“南知多グンバレイ”がお薦めだ。フィールドアスレチックやアクションバギーのほか、昨年3月に完成したバンジージャンプ、スカットダイビングは地上25mの高さからわずか2秒で落下するスリル満点のアトラクションなどがある。
/入園料1,000円、ジャンピング代2,500円など
/TEL 0569-62-3939

その他にも、海の動物大好き派には「南知多ビーチランド」(入園料1,300円、TEL 0569-87-2000)、森の自然派には「内海フォレストパーク」(入園料1,000円、TEL 0569-62-1685)などがあり、遊びのスポットにはこと欠かない。

●常滑市

平安時代から続く「常滑焼」で、土管や万古急須に代表されるような茶や黒褐色の独特な陶器によりその名も知られる陶芸の町。
市内には陶磁器会館を中心に古窯群や陶器の体験スポットなどのほか、長い歴史を物語る焼き物の町を散策する散歩道がある。
レンガのエントツの立つこの焼き物の町は昔ながらの狭い道で、その上迷路のように入り組んでいるため、車の乗り入れはできない。
陶磁器会館を起点に2つの散歩道がある。

焼き物散歩道Aコースは、土管を敷き詰めた土管坂(写真)や壷、人形、動物などの焼き物で陶彫といわれるもの、新作を焼く窯や店、それに古くからの伝統的な器を焼く窯元が40軒近くも狭い路地に密集している。
白壁や土管の塀、最近の作品で思い思いの絵を描いたタイル壁、そんな中に、おしゃれなコーヒーショップや甘味処もある。距離は約1.5kmで、ゆっくり歩いて40分くらいだ。
案内板があるので地図がなくても歩ける。

焼き物散歩道Bコースは全長4km、徒歩2時間30分。車の進入禁止のところもあるが、こちらは、民俗資料館に駐車場もある。みどころはこの民俗資料館と大正10年に建てられ、かつて土管が焼かれていた窯のある広場・資料館、もう一つ中国、エジプト、オランダなど世界のタイルを集めて展示されている世界のタイル博物館だ。

陶磁器会館入場無料 TEL0569-35-2033
民俗博物館TEL 0569-34-5290
窯のある広場・資料館入館料400円(世界のタイル博物館と共通)
TEL0569-34-8282
世界のタイル博物館TEL0569-34-8282

●名古屋城

名古屋城といえば、金の鯱で知られた名城。慶長17年(1612)徳川家康の命によって加藤清正が築き、以後明治まで徳川御三家の筆頭である尾張家の居城として栄えてきた。天守閣に飾られた金の鯱は尾張名古屋のシンボルとして、市民の誇りでもある。
残念なことにオリジナルは昭和20年に戦火により焼失、現在のものは昭和34年天守閣とともに再建されたもの。
かつての城下町であり、武家屋敷が多くあったという天守閣を囲むエリアには、いまは県庁や市役所が並ぶ。名古屋城前には公営の駐車場がある。
城内は1〜5階まであり、国の重要文化財の旧本丸御殿障壁画などが展示され、枯山水回廊式二の丸庭園は国の名勝であり、日本を代表する城郭庭園である。
/入城料500円
/名古屋城管理事務所 TEL052-231-1700



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市の情報のほか、やきもの散歩道やギャラリー、陶芸教室など常滑焼に関する観光情報、地酒の紹介や宿泊施設案内など。
愛知県の城と今月の名古屋城
「城マップ」で名古屋近郊の城について見ることができる。名古屋城関連の行事も掲載。
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エビフライ、みそ煮込みうどんなど、名古屋圏の独特の食文化について探求。もちろん八丁味噌も登場。

取材:1999年12月