ちゃんと二つの山頂に登った。以前来たときは「男体山」のみ登ってタイムアウトだったので、今回は達成感が強い。しかしこの男体山、そのときはまだ雪が残っている状態だったのだが、今回のほうがはるかにキツかった。最後は「道」が存在していなかったくらいである。前回の記憶が忘却の彼方なのか、それともこの間に“異変”が起きたのか、私にはよくわからない。しかし、そのときはまったく「ガマの油」の印象がなかったくらいだから、きっとすっかり忘れただけのことなのだろう。最近こういう「潔い忘れっぷり」が増えてきて、なんだかもの悲しい。

それでは、その筑波山から「おまけの拾いもの」を!

1「たまご 〜筑波山神社にて〜」

「!?」この記号がとてもよく似合う謎のオブジェ。恐る恐る近づいてみると、「宇宙の卵です」とのこと。どうやらつくば博の名残のようである。つくば博(EXPO'85)かあ、懐かしい。いや、懐かしいとは言っても、その頃の私は十何歳。やたら長かった「動く歩道」と、「連結バス」「3D映像」「記念コイン」くらいしかもう覚えていない。

2「ガマ石 〜ガマ!ガマ!ガマ!〜」

事前にネタ候補として考えていたのは「ガマの油」、だから、筑波山周辺にあるいろんな「ガマ」を捜し歩いた。都合7体、見つけました。そのうち最も盛り上がったガマが右の写真。私たちの前に来ていた一行が楽しんでいるのを覚めた目で見ながら、「一応自分たちもやってみるか」と石を投げ入れ始めたら、これが妙に奥深い。なかなか口の中で止まらないのである。結局、自分がガマの口の中に入れた石の数以上に、人様の石をはじき出していた…。こんな私だから、幸薄い人生なのだろう。少し反省した。

3「ツワモノ 〜女体山頂にて〜」

「2」のガマ石を通り過ぎた先に、女体山頂がある。こちらは名前の通り、道は人に優しい。しかも、そこからの景色はなかなかのもの! ここが関東平野の「縁」であることが良くわかる。しかしここ、一切の「柵」がない。人一倍高所恐怖症(※飛行機は除く)の私たちは、なかなか岩の先端まで足が進まない。そんな中で出会ったのがこの二人の女子。何がツワモノかというと、まずこの怖いもの知らずに突き進む肝っ玉。そしておじさんたち御一行と仲良く会話する気さくさ、そして、「この前は屋久島に登ってきた」という行動力。いずれも私にはない能力、俺よりよっぽど男らしい…。この時すでに「掲載しよう」と思っていたので、二人の記念写真を撮ってあげたついでに、掲載許諾をもらっておいた。果たして見てくれるかな?


実は今回の取材、密かに楽しみだったのは、巷で噂の「つくばエクスプレス」に乗れることだった。しっかり“完乗”したのは良かったのだか、あいにくぐっすり眠り通してしまった。景色はさっぱり見れなかったが、まあそのくらい“快適な”最先端の鉄道なのだろう。

※なお、2006年12月24日までの毎週「土・日・祝日」は、筑波山ロープウエイが夜間も動いています。「スターダストクルージング」、ここからの関東平野の夜の眺め、結構素敵なんじゃないかと思います。実体験による保証はありませんが、いかがでしょうか。(ただし、“荒天中止”なので、雨や風にはご注意を。)

企画・構成・文:tk

Copyright:Nippon Rent-A-Car Service, Inc. 2006